タンジェリン・ドリームのエドガー・フローゼが逝去

タンジェリン・ドリームのエドガー・フローゼが逝去

エレクトロニック・ミュージックの草分けとして知られるタンジェリン・ドリームの中心メンバーだったエドガー・フローゼが1月20日に他界した。バンドのフェイスブックによるとエドガーは滞在先のウィーンで肺動脈塞栓症のため急逝したという。享年70だった。

フェイスブックでは次のように伝えられている。

「次のことを明らかにしなければならなくなってとても残念です……

1月20日火曜日の午後、エドガー・フローゼは肺動脈塞栓症のためウィーンで突然、予期せぬ死を迎えました。

わたしたちの心の悲しみは計り知れないものです。

エドガーはかつてこう言っていました:「死などというものは存在しない。あるのは宇宙での住所変更だけだ」

エドガー、そう言われてみると、少しほっとします。

タンジェリン・ドリームのスタッフ一同」

エドガーは1967年にタンジェリン・ドリームを結成し、その後クラフトワーク、カン、ノイ!らとともにエレクトロニック・ミュージックに多大な影響を及ぼし、一般にクラウトロックを代表するグループとして知られている。さらにタンジェリン・ドリームはアンビエントやニュー・エイジも大きく触発し、エレクトロニック・ミュージックにおけるベルリン・サウンドを確立するのに一役を担った。また、エドガーは映画サントラも数多く手がけていてトム・クルーズ主演の『卒業白書』や吸血鬼ウェスタン『ニア・ダーク/月夜の出来事』などにも楽曲を提供していた。タンジェリン・ドリームとしてはゲームソフト『グランド・オート・セフトV』にスコアを提供していた。
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