ここ2年近く問題児ぶりを発揮してきたジャスティン・ビーバーだが、セレブとして成長することの苦しさを訴えている。
ジャスティンは先月末、トーク・ショーの『エレン・デジェネレス・ショー』に出演したが、そこではかつてのあどけなかったジャスティンを彷彿とさせる好青年ぶりをアピールし、いろいろあったけれどもこうやって振り返ることができるようになってよかったとワンランク成長したことを披露した。さらに話題を呼んだのがこの出演後に自撮り動画をフェイスブックで公開し、そこで『エレン・デジェネレス・ショー』での自分が、ここ1年半くらいの自分と同じだとは思われなければよかったのだけどと訴えたことだった。
さらに「ぼくは本当は、ぼくが装っているような人物じゃないんだ。どうして装っているって言うかというと、ぼくたちは自分の中で本当に感じていることを隠そうとして本当の自分とは違う人物になりきろうとしたりするからなんだ」と自身の心境を吐露し、「この業界で成長するのってすごく大変なんだ。成長するだけでも大変なことなのに」とここ数年の乱行や奇行が不本意なものだったことを説明した。
その後、2月5日にジャスティンはまたしても『エレン・デジェネレス・ショー』に登場し、シャツもネルシャツを羽織るなどさらにイメージの地味化をアピール。トークの中ではフェイスブックで公開した動画メッセージの真意を次のように補足した。
「みんな忘れがちだと思うんだけど、みんながいろいろぼくについてコメントしたり意見を言ったとしても、それがぼくになんの影響も与えないと思ってるみたいなんだ。でも、本当はものすごく刺さってるんだよね。人にいろいろ言われるとそれですごく悩むし、それでも前に進んでいくにはすごく気持ちを強くしていかなきゃならないんだ。だから、ああいうビデオを作って、みんなにもぼくも人の子なんだってわかってもらいたかったし、ぼくは人のことを好きだし、愛も好きだし、いろんなことに情熱を持ってるし、よりよい人になって成長したいと熱心に思ってるとわかってもらいたかったんだ。だから、ぼくとしてはこれからが自分の人生においてすごい新章になっていくと思うし、みんなに応援してもらっていることをすごく嬉しく思ってるんだよ」
これで2週連続の出演となったが、ジャスティンはさらに次週の出演も宣言したという。また、収録外の時間にジャスティンはエレンと一緒にスタジオの女子トイレに身を潜め、トイレを利用した女性観覧客らにさまざまなパターンのドッキリを仕掛けて驚かせたとか。