カート・コバーンの生家、値を下げて再び売りに出される

カート・コバーンの生家、値を下げて再び売りに出される

アメリカのワシントン州アバディーンにあるニルヴァーナのカート・コバーンの生家が40万ドル(約4830万円)で売りに出されている。物件は141平方メートルの広さのバンガロー風一軒家で寝室を4部屋備えていて、子供時代のカートが残した「傷痕や落書き」のほか、10代の頃のカートが殴って空けた壁の穴、家族で使っていた絨毯や食卓なども残したままになっているとビルボード誌が伝えている。物件を扱っている不動産業者のアバディーン・リアリティー社では次のようにこの家を紹介している。「カート・コバーンが子供時代を過ごした生家が売出中。この滅多にない物件については、建物の移設、より大きな施設への改築、個人的なコレクションとしての保有などさまざまな可能性が考えられます。ロックの歴史の一部を自分のものとして所有する一生に一度のチャンスです」物件は昨年まで50万ドル(約6040万円)で売りに出されていて、女性ジャーナリストのウェンディ・オコナーがカートの記念館として買い取ろうと資金募集サイトで出資を募っていたが、目標額70万ドル(約8460万円)のところ2385ドル(約29万円)で終わっている。その一方で、5月にアメリカのテレビ局HBOで放映されることになっているカートの生涯を追ったドキュメンタリー『Montage of Heck』は、イギリスでは4月に劇場公開が決定していて、アメリカでも同じく4月に限定での劇場公開が予定されている。『Montage of Heck』はザ・ローリング・ストーンズのドキュメンタリー作品『クロスファイアー・ハリケーン』のブレット・モーゲンが監督を務めていて、カートの娘のフランシス・ビーン・コバーンもエグゼキュティヴ・プロデューサーとして参加している。もともとはコートニー・ラヴからモーゲンに持ちかけた企画で、今年の1月にサンダンス映画祭でプレミアが行われたが、人間としてのカートをよく伝えているとして高い評価を獲得しているHBOは「作品ではカートの残されたアーカイヴの利用を無制限に許されていて、これまで未公開となってきたホーム・ムービー、レコーディング、アートワーク、写真、日記、デモ、個人的な記録や歌詞集」などをふんだんに紹介する内容となっていると明らかにしていて、作品中に「ニルヴァーナの作品やパフォーマンスも多数使われているが、これまで未発表となっていたカートのオリジナル作品も披露されている」とのことだ。(c) NME.COM / IPC Media 2015
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