今年1月にニュー・アルバム『キティー・デイジー&ルイス ザ・サード』をリリースし、今月下旬には単独ツアー開催と「ARABAKI ROCK FEST.15」出演のため来日が決定しているキティー・デイジー・アンド・ルイス。発売中の『ロッキング・オン』5月号には、同新作のプロデューサーを務めた元ザ・クラッシュのミック・ジョーンズのインタヴューが掲載されている。
このインタヴューでミックは、レコーディング・エンジニアである3姉弟の父親との26年前のエピソードを明かしながら、バンドとの馴れ初めや完全アナログでレコーディングされたという本作に込められたこだわり、またザ・リバティーンズやベイビーシャンブルズなど、過去にプロデュースを手がけてきたバンドについても語っている。
『キティー・デイジー&ルイス ザ・サード』の制作を振り返って「すごく若かった頃からこの子たちはずっと上達してきてて、いまではすっかり成長したというか、このサード・アルバムについては本当に成熟したように思える」と語ったミックは、彼らのサウンドについては次のように評している。
「確かに浮世離れしたところがあるし、3人それぞれがそういう資質をずっと持ってきてると思うよ。それはどういうことかというと、才能というものは才能以外のなにものでもないからで(笑)、ほかのすべての要素に勝ってしまって、必ず才能のあるなしは伝わってしまうものなんだ」
「そんな彼らの旅の途上がこの作品で、次の地点まで行きたがってて、しかも、3人は作曲そのもの、音楽を通して伝えたいこと、そういうところでより成長していたところだったから、ぼくはそれに手を貸してあげたくなったんだね」
『ロッキング・オン』5月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/121288