新作制作に早くも着手していると伝えられているラナ・デル・レイだが、マーク・ロンソンがプロデューサーとして参加していることが明らかになっている。
先月自身のソロ・プロジェクト『アップタウン・ファンク』もリリースしているマークだが、インタヴュー誌に次のようにラナとのコラボレーションについて語っている。
「今日と明日でラナ・デル・レイとレコーディングするんだよ。こっち(ロサンゼルス)でちょっといい感じの古いスタジオをみつけたんだ。ラナには曲が手元にいくつかあって、ぼくもデモ用のアイディアがいくつかあるから、それがちょっとはうまくいけば、気に入ってくれるかもしれないし、そうなったらそこからなんか膨らませられるかもね」
その一方で新作用に用意している楽曲についてラナは次のようにビルボード誌に語っている。
「(今書いている曲は)前のとはすごく違っていて、最初の2枚、『ボーン・トゥ・ダイ』や『パラダイス』とすごく似ているのね。すごくわたしの好きなものへと成長しているところなの。今度の作品のノワールっぽい感じに浸ってるとすごく楽しめるというか。今のところ、いい感じ」
さらにラナはニーナ・シモンの"悲しき願い"のカヴァーも行ったことを明らかにしていて「アルバムをジャズの曲でまとめてみるのが好きなの。自分の解釈についても楽しめているし」とその狙いを説明している。
ラナは映画『ビッグ・アイズ』のサントラにも楽曲"ビッグ・アイズ"を提供しているが、その取材では新作についても次のように語っている。
「今わたしは新作に取りかかってて、"Music to Watch Boys to"っていう曲があるのね。このタイトル(「男子を眺めるための音楽」)は男性が通り過ぎていく影と、ある女の子の瞳、それとその子の顔っていう視覚的な要素から成り立ってるものなの。わたしにはそれがすべて見えてるわけ」