デイヴ・グロール、カート・コバーンの娘フランシスはカートにそっくりだと驚嘆する

デイヴ・グロール、カート・コバーンの娘フランシスはカートにそっくりだと驚嘆する

5月からからツアーに乗り出すフー・ファイターズのデイヴ・グロールはニルヴァーナのカート・コバーンの娘フランシス・ビーンと成人してから再会した時にカートの生き写しだと思ったことを語っている。

フランシスもローリング・ストーン誌にこの時のことを語っていて、デイヴのほか、クリス・ノヴォセリック、パット・スメアの3人でフランシスを訪ねてきたと次のように振り返っている。

「遺伝ってやっぱり不思議なものなのね。デイヴ、クリスとパットの3人がわたしの住んでるところに遊びに来たことがあったの。3人が一緒になるなんてことは本当に久しぶりだったはずで、しかも、3人ともわたしがK.C.よみがえり現象って呼んでるものにかかってて、わたしのことを見ているとカートが見えてくるらしくて。3人ともわたしを見つめながら、実はお化けのことを見ているんだってこっちもわかってくるような感じで。かなり重度なK.C.よみがえり現象で、デイヴも『カートにあまりにそっくりだな』って言ってたくらいで。だから、3人でずっと話をしてるだけで、わたしだって数百万回くらい聞いたことのある思い出話とかえんえんとしてて。それを聞きながらわたしは椅子に座って、ひっきりなしに煙草を吸ってて、こんな風にうつむいてたのね(と退屈そうな仕草をしてみせる)。すると、3人は『きみのその仕草ね、お父さんにそっくりなんだよね』って盛り上がるだけで。でも、来てくれて嬉しかった。すごい楽しかったの、ニルヴァーナ再結成マイナス1みたいな感じで。一人だけカートの子供だったっていう」

その一方でデイヴはボストンのラジオ局のWAAFに次のようにこの時のことを語っている。

「もうしばらく前のことだったんだけど、フランシスとはすごい小っちゃい時に会ったきりだったんだよ。4歳か5歳くらいから会ったことなかったんだよね。パットとクリスと俺とでフランシスのおばあちゃんとカートの妹のところに遊びに行くことになって、その時はフランシスが喋ってる通りのことになったから。カートのことを知ってた人が、初めてフランシスに会うと、親子の遺伝って本当にすごいもんなんだなあって思うんだよ。薄気味悪いとかそういうのは全然なかったけど、なんかずっと前から知ってた人のように思えたよ。フランシスは確かに俺がずっと昔に知ってたような人のような感じがしたんだよ」
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする