パティ・スミス、回想記『ジャスト・キッズ』の続編刊行へ

パティ・スミス、回想記『ジャスト・キッズ』の続編刊行へ

パティ・スミスは2010年に出版した回想記『ジャスト・キッズ』の続編となる自伝を10月に刊行するという。

本は『M Train』といって、10月6日に出版大手のクノウフ社から刊行されるが、パティのその後の人生の見取り図のような内容になっているという。プレス・リリースでは次のように本の内容が紹介されている。

「『M Train』は18か所の駅をめぐる旅となっています。最初はグリニッチヴィレッジから始まりますが、ここにパティは毎朝ブラック・コーヒーを飲むために通い、世界のありようや世界のかつての姿に思いを馳せ、それをノートに書き留めます。そこからわたしたちは、夢と現実、過去と現在、クリエイティヴなきっかけやインスピレーションとなった数々の風景をよどみなく縫っていくような叙述に誘われて旅することになるのです。メキシコの画家フリーダ・カーロのメキシコシティにある生家である青の家、ベルリンで行われた北極探検協会の会合、ニューヨークのファーロッカウェイにパティが購入したもののその直後にハリケーン・サンディに直撃されてしまう海辺のバンガローのほか、世界各地にあるジャン・ジュネ、アメリカの詩人のシルヴィア・プラス、アルチュール・ランボー、三島由紀夫らの墓参りへとパティはわたしたちをいざなうことになります」

「作品のすみずみにパティの芸と創造性についての洞察が綴られていて、またパティの夫で時期尚早な死を迎えたギタリストのフレッド・ソニック・スミスとのミシガン州での生活などといった際立った記憶もところどころ織り込まれていきます。この卓越した語りでもって綴られる回想の核にあるのは喪失感であり、あるいはわたしたち読者がそこから汲み取っていく慰めでもあり、パティ自身が撮った鮮烈なモノクロ・ポラロイド写真の数々がその情感をよりいっそう引き立てることになります」

パティは自身は本について次のように語っている。

「なんか今の自分についての本を書きたくて、思いついたことをなんでも書きつけていくようなものにしたかったのね。それで文学について書いてみたり、コーヒー飲んでみたり、フレッドとのミシガンでの思い出について綴ってみたりしたわけ。だから、本当に感じたままの内容で、ぴょんって電車に飛び乗ってそのまま行ってみたという内容なの」

なお本のタイトルの『M Train』とはおそらくニューヨークのクイーンズ区とブルックリン区とマンハッタン区を行き来する地下鉄M線のこと。

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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