ASIAN KUNG-FU GENERATION、NEWS加藤シゲアキ原作映画に主題歌書き下ろし

ASIAN KUNG-FU GENERATION、NEWS加藤シゲアキ原作映画に主題歌書き下ろし

ASIAN KUNG-FU GENERATIONが、NEWS・加藤シゲアキが執筆した小説『ピンクとグレー』を原作とした同名映画の主題歌を担当することがわかった。

『ピンクとグレー』は加藤が2012年1月に出版した小説で、主題歌は、後藤正文が原作を読み、映画の映像を見ながら現在製作している。また、同映画は第20回釜山国際映画祭に正式出品されることが決定している。

本映画に際し、後藤正文、小川真司プロデューサーからコメントが寄せられている。

―――
後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

原作を良い意味で裏切る展開に驚きました。
映画を観て、それぞれの生活に戻ってゆく観客たちのことを考えながら、曲を書きました。
参加できて光栄です。
―――
◆ASIAN KUNG-FU GENERATION起用の理由(小川真司プロデューサー)

『ピンクとグレー』は屈折した青春映画である。歳月を経て大人になったかつての若者が、過去をもう一度照射、対象化する道程を経て青春の光と闇とを精製抽出して再構成した大人のための青春ドラマだ。
原作小説では加藤シゲアキが、映画では監督の行定勲が、それぞれこの物語に工夫、仕掛けを施してキラキラ光るピンク色の世界が一瞬にしてグレーになるさまを描き出している。そんな映画の掉尾を飾るにふさわしい曲を書く者は、第一に同じように成長してしまった屈折した大人でなければならない。
かつ、そうありながらグレーに堕ちた世界に色を取り戻す力のある、"青春"の疾走感を硬質のサウンドとボルテージマックスのボーカルで高らかに謳いあげることのできるバンドでなければならない。
そういう意味で来年結成20周年を迎えるASIAN KUN-FU GENERATIONこそ、それにふさわしい資格を持ったバンドであると確信した。「主人公の渾名が、ゴッチだから起用したんですね」と後藤さんからは冗談のように言われたが(笑)、それも奇妙な縁なのかもしれない。
―――
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする