フューネラル・フォー・ア・フレンドが解散を発表した。バンドは2016年2月から4月にかけて「The Last Chance To Dance」と題されたラスト・ツアーを行い、4月15日・16日のロンドン公演が最後のライヴになるという。
彼らはオフィシャル・フェイスブックで自身の活動について「俺たちの道のりは素晴らしいもので、とてつもなくたくさんの人々と出会い、行くことができるなんて夢にも見なかったような国々を巡り、クレイジーなやり方で音楽を作ってきた。そうやって10年以上走り続けることができたんだ」と振り返りながら、「ことわざにもあるように、良いことにはすべて終わりがある。俺たちも終わりを迎えるときがきたんだ」と発表している。
フューネラル・フォー・ア・フレンドは2002年にウェールズで結成され、2003年のデビュー以来6枚のスタジオ・アルバムを発表。今年1月には7作目となるニュー・アルバム『Chapter and Verse』をリリースしたばかりだった。ラスト・ツアーでは各地2公演ずつの開催が予定されており、それぞれ2003年のデビュー・アルバム『カジュアリー・ドレスド&ディープ・イン・カンヴァセーション』および04年作『アワーズ』の全曲ライヴが披露されることになるという。
フェイスブックの声明文は次のように締め括られている。
「今まで俺たちを支えてくれた家族や友人、元メンバーみんなに感謝を。これまでに共演させてもらった素晴らしいバンドやミュージシャンたちのことも忘れないよ。そして最後に、俺たちのレコードやチケットを買って、俺たちと共に歌って叫んで踊ってくれたファンのみんなに大きな愛を」