U2のボノ、最新アルバムの続編となる新作『Songs of Experience』を来年出すと語る

U2のボノ、最新アルバムの続編となる新作『Songs of Experience』を来年出すと語る - 2014年作『ソングス・オブ・イノセンス』2014年作『ソングス・オブ・イノセンス』

現在、イノセンス・アンド・エクスペリエンス・ツアーのヨーロッパ公演分を敢行中のU2だが、『ソングス・オブ・イノセンス』の続編となる『Songs of Experience』を来年にもリリースすることを明らかにしている。

バンドはこれまでにも次回作はすでにできていると発言したことで知られているが、ボノはジ・アイリッシュ・タイムズ紙に対して「このアルバムは来年出すから。俺たちには珍しいことなんだけど、ほとんどの曲がもう仕上がってるからなんだよ」と語っている。

また、ボノは電話で取材を行っていたこの記者に新曲群の一部を聴かせたそうで、曲については「この曲は壊れたカセット・テープ・レコーダーのような音を狙ったんだよ」「この曲はものすごくゴツいビートがいいんだ」「この曲についてはジ・エッジのギターワークに注目してもらいたいね」「この曲のドラムの間奏がすごいんだよ」「これ聴いてよ、これはものすごく空気感があってさ、これはもともと映画用に書いたやつなんだよね」とそれぞれに解説するコメントを語ったという。

ただ、ボノは『ソングス・オブ・イノセンス』についてもかねてから曲はすでに書いてあってすぐにでも出すと語っていたので、記者が来年出すという言葉はどれだけ信用していいのかと確認すると、「この話題については俺はバンドの中では一番信用の置けないメンバーなんだよな」と語ったという。

また、記事の中ではアルバムのリリース方法については触れられていなかったという。『ソングス・オブ・イノセンス』は当初アイチューンズの全ユーザーに対して無料で自動配信されたため、勝手に配信するなとユーザーからの不評も買ったが、この措置についてボノはその後、次のように釈明していた。

「俺には素晴らしいアイディアに思えて、それで舞い上がっちゃったのかもしれないね。アーティストっていうのはこういうことをしでかしがちなんだ。ちょっと誇大妄想が入っていて、ちょっと太っ腹になりたいというところもあって、ちょいとだけ自己宣伝したい気持ちもあり、それとここ数年間俺たちの人生を注いだ楽曲たちが聴かれないかもしれないという深い恐怖感があったんだよ。世の中でもいろいろ意見を言われているよね。どうやら、この作品を出すにあたって俺たちの方がうるさくやり過ぎたのかもね」
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