1992年の『メイン・オフェンダー』以来およそ23年ぶり、通算3作目となるソロ・スタジオ・アルバム『クロスアイド・ハート』を9月18日（金）にリリースしたキース・リチャーズ。

本日10月1日（木）発売の『ロッキング・オン』11月号には、キースが同新作について語った最新インタヴューと、ザ・ローリング・ストーンズでの活動から本作に至る彼の軌跡を追った検証テキスト、そして半世紀以上に及ぶキャリアから厳選した「キース・リチャーズこの10曲」レヴューによる、全22ページの特集記事が掲載されている。

インタヴューの中で、キースはマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフといったブルース・ミュージシャンに言及しながら、自身も「引退なんてしない」と次のように語っている。

「あれほどの実力のあるミュージシャンの間では、演奏をやめるっていうのはちょっとあり得ない考えなんじゃないかな。くたばるまでやるだけ、もしくは誰も聴かなくなるまでやるだけ。ただ、ブルースには音楽への確かな愛、何かもっと深いものがあるんだよ……」

「確かに最初は普通のポップ・ソングだったかもしれないけど、だんだんと時代が過ぎていって、何世代にもわたって人の心のよりどころとなる音楽になっている。『ああ、音楽ってこうあるべきだよな』と、大切に思われてる。とにかく、ここで言っておくと、俺は引退なんてしないね」

このほか、23年ぶりのソロ・アルバム制作のきっかけや昨年他界したボビー・キーズとのセッション、また近年のストーンズの活動などについても語られたインタヴューとなっている。

リリースの詳細は以下の通り。

●リリース情報
キース・リチャーズ『クロスアイド・ハート』
2015年9月18日（金）発売
UICY-15429 | ¥2,700（税込)

1. Crosseyed Heart
2. Heartstopper
3. Amnesia
4. Robbed Blind
5. Trouble
6. Long Overdue
7. Nothing On Me
8. Suspicious
9. Blues In The Morning
10. Something For Nothing
11. Illusion
12. Just A Gift
13. Goodnight Irene
14. Substantial Damage
15. Lover's Plea

『ロッキング・オン』11月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/131053