蟲ふるう夜に、活動終了。mushifuru projectへと脱皮
2015.11.28 12:03
蟲ふるう夜にが、結成8周年を迎える本日28日をもって「蟲ふるう夜に」としての活動を終了し、mushifuru projectへ活動を移行することを発表した。あわせて、2016年2月6日(土)に恵比寿ガーデンルームで「蟲ふるう夜に」としてのラストワンマンライヴ「pupation」の開催がアナウンスされている。
蟲ふるう夜は、2007年11月28日に、蟻(当時はBa. / Vo.)、慎乃介(Gt.)、郁己(Dr.)の3ピースバンドとして活動を開始し、2012年には春輝(Ba.)が加入。現在の編成となった。この1年は、慎乃介のフィッシャー症候群による休養や、ワンマンライヴ直前での蟻のインフルエンザ罹患による延期などが起こった。そのなかで、蟻の「どんなことがあろうともこの活動を止めない」という想いが強くなり、蟻を中心としたプロジェクトへと移行することになったとのこと。なお、慎乃介、郁己、春輝はプロジェクトメンバーとして参加する。
2016年2月6日(土)のラストワンマンライヴ「pupation」は、蟲がサナギになること意味しており、現状を一旦破壊、その上で再構築し、脱皮に至るプロセスを示唆するタイトルになっているという。チケット販売などの詳細は後日発表される。
この活動終了に関して、蟻がコメントを寄せている。
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私が初めて組んだバンドであり、名付け親となった“蟲ふるう夜に”という名前にはとても愛着がありました。けれども、その名前を置いていく事を決めました。
周りのバンドがどんどん解散していく中で、今年は”蟲ふるう夜に”にも初めての解散の危機がありました。「終わってしまう」そう思うと涙が出て止まらなくなり、私は「”蟲ふるう夜に”の歩みを止めたくない、止めてはいけない」と強く想いました。「私が止めると言わない限り終わらせない」という気持ちが生まれてきて、私を中心とした”mushifuru project”という活動形態にすることを決意しました。
変わらずにある為に、変わり続ける事。音楽を続けていく中で夜が明けるみたいに心が救われてきた事。
そういうことを忘れず、この先も自分自身と仲間が自由に音楽を表現できる居場所を”mushifuru project”で作っていこうと思います。これからはより多くの人へ、世界も見据えて、一人一人に特別な一曲を届けてきます。ファンの皆には信じてついてきて欲しいなって思います。
来年2月6日、“蟲ふるう夜に”最後のワンマンLIVEでは、初期の曲はベースを持って歌おうかと思っています。この8年間のことを大切に振り返り、先へと進む時間にしますので、是非、観に来てください。
応援してくれてる人、この文章に目を通してくれている人に心から感謝します。
最後まで読んでくれて、ありがとう。
2015.11.28 蟲ふるう夜に 蟻
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メンバー全員のコメントはこちらからご覧ください。
http://www.mushifuru.com/2015/11/pupation/