高橋優、5年分の感謝を胸に再び武道館に立つ! 札幌の路上から現在までの歩みを総括する一夜をレポート

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昨日2015年12月23日、高橋優による全国ツアー「高橋 優5th ANNIVERSARY LIVE TOUR「笑う約束」の最終公演が、神戸ワールド記念ホールにて行われた。RO69では、2015年12月6日に行われた日本武道館公演の模様をライヴ写真とレポートでお届けする。

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「高橋優 5th ANNIVERSARY LIVE TOUR『笑う約束』」の東京ファイナル、武道館2デイズの第2夜(12月6日)を観た。メジャーデビュー5周年記念のベスト盤『高橋優BEST 2009-2015「笑う約束」』を手に、全国を巡ったこのツアー。2013年以来、2度目の武道館に立った高橋優は「みんながいたから、歩んでこれた5年間でした」と振り返り「今日はいつもよりたくさん曲をやりたい。みんな、一緒に叫んでくれますか?」と呼びかけた。全キャリアから選曲し、インディーズ期のストリートライヴを思わせる演出も挟み、全25曲、2時間50分の渾身のアクトを展開。高橋優というアーティストが内に秘める激しさと優しさ、かき鳴らすロックンロールの力強さと温もりが、ビシビシ伝わる感動のライヴだった。

満員の武道館の客電が落ちると、ステージに夜空を思わせる星の光が瞬き出す。光は徐々に星座となり、やがてツアータイトルを象る文字に変わると、高橋優とバンドメンバー5人が登場。“今を駆け抜けて”のタイトなビートが始まる。《焦がれた光に届く日まで 今を駆け抜けて》というサビを、空に向けシャウトする鮮烈なオープニング。続く激しいロックチューンの“(Where’s)THE SILENT MAJORITY?”で、早くも観客は大合唱。続けて、生きづらさを抱えながら生きる人にエールを送る“陽はまた昇る”を披露する。“現実という名の怪物と戦う者たち”では、自身の心情を込め《独りじゃ辿り着けない場所に 僕らは今きっと赴いている途中》と現実を乗り越える希望を歌う。ロックンロールが並ぶ序盤を過ぎ、ミディアムテンポの“誰がために鐘は鳴る””旅人”では、客席のハンドクラップのなか、アコギの音色と共に伸びやかな歌声が響き、リラックスした雰囲気が広がっていく。

中盤には後方スクリーンに「13年前、高橋優のすべてはこのシャッター前から始まった」のテロップと、グラフィティの描かれた商店のシャッター前で歌う19歳の彼の写真が映し出された。「札幌の路上が、そのまま僕のインディーズ時代でした」と話した高橋優は、アコギ一本で初期の“友へ”“誰もいない台所”、「路上で一番演った曲」と前置きして“駱駝”を熱唱。武道館が巨大なストリートとなり、歌が生まれた彼の居場所=原点と、今ファンが集う現在地が一瞬でリンクした。“駱駝”に込められた現実へ立ち向かう意志と、“友へ”の他者への揺るぎない友愛と優しさが、今に至るまで保ち続けられていることに改めて感動。バンドで演奏した“おかえり”では「自分の帰る居場所が見つかればいいと思っていたけど、最近は僕が誰かの居場所になるのもいいなと思います」と、新しい心境を打ち明けていた。

「ここから熱く、激しく、ときにエロチックな時間を過ごしたいんです、みんな騒いでくれますか?」と、明るいアジテーションで始まった終盤。アッパーなロックンロール“オモクリ監督~9時過ぎの憂鬱を蹴飛ばして~”や、“泣く子はいねが”が、祝祭的な狂騒を巻き起こしていく。そして、新たな代表曲“BE RIGHT”と、メジャーデビュー曲=5年の原点“素晴らしき日常”を対置させ《この一瞬を 愛して ただ愛して 生きてゆけるのなら きっと明日は素晴らしい》(“素晴らしき日常”)というメッセージを際立たせる。「5年先10年先も、みんなでワイワイやれたら。そして明日、みんなの心に笑いがあふれていますように」と語り、最後は“明日はきっといい日になる”。そしてアンコールでは“福笑い”を披露する。会場全体が1つの歌声に溶け合っていくかのうような幸福な時間だった。終演の後「人生最高の2日間になりました。またみんなで笑おう‼︎」と高橋自筆メッセージもスクリーンに掲げられ、帰路につく人々のあちこちで「明日はきっと~」の鼻歌に笑顔が明るくこだましていた。(岸田智)

●セットリスト

01. 今を駆け抜けて
02. (Where’s)THE SILENT MAJORITY?
03. 陽はまた昇る
04. パイオニア
05. ミラー
06. こどものうた
07. 現実という名の怪物と戦う者たち
08. 誰がために鐘は鳴る
09. 旅人
10. 花のように
11. 同じ空の下
12. 友へ
13. 誰もいない台所
14. 駱駝
15. 未だ見ぬ星座
16. おかえり
17. BE RIGHT
18. 太陽と花
19. オモクリ監督~9時過ぎの憂鬱を蹴飛ばして~
20. 素晴らしき日常
21. 泣く子はいねが
22. 明日はきっといい日になる
(encore)
23. リーマンズロック
24. 微笑みのリズム
25. 福笑い

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