やくしまるえつこ、即興・朗読・数字を用いた実験コンセプトALの詳細を発表

  • やくしまるえつこ、即興・朗読・数字を用いた実験コンセプトALの詳細を発表 - Yakushimaru Experiment

    Yakushimaru Experiment

  • やくしまるえつこ、即興・朗読・数字を用いた実験コンセプトALの詳細を発表 - 『Flying Tentacles』

    『Flying Tentacles』

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    『Flying Tentacles』

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やくしまるえつこが、Yakushimaru Experiment名義で2016年3月30日(水)に発売するアルバム『Flying Tentacles』の詳細を発表した。同作は、坂本龍一のレーベル・commmonsの10周年を記念してリリースされるもので、即興・朗読・数字を扱った実験コンセプトアルバムとなる。

アルバムには、オリジナル9次元楽器「dimtakt」を操るやくしまると、ドラびでお(レーザーギター)、伊東篤宏(OPTRON)、ドリタ(スライムシンセサイザー)のオリジナル楽器演奏者4名による光の即興セッション“光と光と光と光の記録”のほか、「京都SFフェスティバル2015」で初公開された円城塔とのコラボレーション作品“タンパク質みたいに”、ドラびでおとの即興セッション“PCNC++”、やくしまるが素数を譜面化し、人力聴覚化した楽曲“ウラムの螺旋より”、骨格から復元された夏目漱石のモンタージュ音声とやくしまるの朗読共演を音源作品として再構築した“思い出すことなど”、やくしまるによる9次元楽器「dimtakt」のソロ多重奏“空飛ぶテンクタクルズ”の全6曲が収録される。

同作のレコーディング、ミキシングエンジニアは、米津裕二郎、マスタリングエンジニアはオノ セイゲンが担当している。また、収録される即興セッションの楽曲は、DSD録音による一発録りでレコーディングされた。

アルバムのアートディレクション、ドローイングはやくしまるえつこ本人、アートディレクション、デザインはSemitransparent Designが担当。ライナーノーツには、作家・円城塔が書き下ろしたアルバムに捧げるテキストと、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)主任学芸員・畠中実によるアルバム解説が収録される。また、円城は、やくしまると本作品を評して「人力、世界シミュレーター。」とコメントを寄せている。

リリース情報は以下の通り。

●リリース情報
Yakushimaru Experiment『Flying Tentacles』
2016年3月30日(水)
¥2,500+税RZCM-86085
収録曲:
1.光と光と光と光の記録
2.タンパク質みたいに
3.PCNC++
4.ウラムの螺旋より
5.思い出すことなど
6.空飛ぶテンタクルズ
(*本作にはノイズやサイン波が多数収録されていますが、作品の要素として演奏に起因するものですのでご了承ください。)
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