2月26日（金）にデビュー・アルバム『ヒルズ・エンド』をリリースしたオーストラリア・シドニー出身の3ピース・バンド、DMA'S。

発売中の『ロッキング・オン』4月号には、本誌初登場となる同バンドのメイソン（SW、G、Vo）とジョニー（G）のインタヴューが掲載されている。

マッドチェスター風のグルーヴから、オアシスやザ・ストーン・ローゼズ直系のバンドと評されるが、ジョニーは自身の音楽的背景について以下のように明かした。

「小さい頃、親父がよくカントリー・ミュージックを聴かせてくれて……親父は、昔ローディをやっていて、ニール・ヤングやINXS、デヴィッド・ボウイと一緒にツアーを周ったりしたんだ。だから、親父の影響から音楽を聴くようになったんだよね。自分でもベースを弾き始めるようになって、その頃はジョニ・ミッチェルやイーグルスをよく聴いてた。それから、メイソンと出会って、当初彼はバンジョーとか弾いていて、弾き方を教えてもらったのと同時に技術的なことや、理論的な部分もいろいろと学んだんだ。その後、カントリー・バンドをいくつか経験して……でも、だんだんと退屈するようになって（笑）、今に至るという感じだよ」

また、デビュー・アルバムについてメイソンは「そもそも俺たちは、いろんなタイプの曲を書くんだけど、そのすべてのタイプをアルバムに収録するんだ。中には、似たようなサウンドの曲ばかりを揃えたアルバムを作る人たちもいるけど、俺たちはそのままいろんなタイプの曲を収録して……なおかつ曲がバラバラにではなく、1枚の作品として成立させることができて、嬉しいんだよね」とアルバム制作の手応えを語った。

さらに、ザ・ウォー・オン・ドラッグス、カート・ヴァイルなど現在の音楽シーンで共感できるバンドや今後の目標についても語った内容となっている。

リリースの詳細は以下の通り。

●リリース情報
アーティスト： DMA'S（ディーエムエーズ）
タイトル： Hills End（ヒルズ・エンド）
レーベル： Infectious Music / BMG / Hostess
発売日：2016年2月26日（金）
品番： HSE-3504
レーベル： Infectious / BMG / Hostess
価格 2,400円＋税
※日本盤はボーナストラック3曲、ライナーノーツ（粉川しの）、歌詞対訳 付き

＜トラックリスト＞
01. Timeless
02. Lay Down
03. Delete
04. Too Soon
05. In The Moment
06. Step Up The Morphine
07. So We Know
08. Melbourne
09. Straight Dimensions
10. Blown Away
11. The Switch
12. Play It Out
13. Feels Like 37 (Live @ TuneIn Sessions)*
14. Laced (Live @ TuneIn Sessions)*
15. So We Know (Live @ TuneIn Sessions)*
*日本盤ボーナストラック

※iTunes配信リンク：
https://itunes.apple.com/jp/album/hills-end/id1064444968?app=itunes&ls=1&at=11lwRX

『ロッキング・オン』4月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/139419