【コラム】AA=、Masato(coldrain)&Koie(Crossfaith)とコラボ! 配信Sgに潜む「モンスター」とは?

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    AA=×Masato(coldrain)+Koie(Crossfaith)『FREE THE MONSTER』

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「AA=×Masato(coldrain)+Koie(Crossfaith)」名義の配信限定シングル“FREE THE MONSTER”、いよいよ本日リリース! 世界と堂々渡り合うメタルコアの雄=coldrain&Crossfaithのフロントマンの爆発的なエネルギーと、触れる者すべてをラウドな軋みの中に叩き込む上田剛士のサウンドスケープが、せめぎ合い轟々と渦を巻きながら、高純度ロックボムとなって僕らの魂を激震させる。そんなマスターピースだ。

音楽シーンきっての「カオス請負人」としての上田剛士の実力に異を唱える人はまずいないだろう。自身のプロジェクト:AA=での熾烈なハイブリッドハードコアの世界はもちろんのこと、BABYMTAL“ギミチョコ!!”やBiS“STUPiG”、AKIHIRO NAMBA×TAKESHI UEDA名義のシングル『FIGHT IT OUT feat.K(Pay money To my Pain)/ F.A.T.E.』など楽曲提供&アレンジやコラボワークの中で、凄絶な音圧とエッジ感を持つカオティックなサウンドを自在に操り、表現のツールとしてコントロールしてみせる。そんな上田の「危険サウンド取扱者」の手腕は、それ自体ひとつのアートと呼ぶべき鮮烈さを放ち続けている。

そして。0.8秒と衝撃。のJ.M.を迎えて「AA=×JM-0.8」名義でラウド×ポップのマジックを編み上げてみせた“→MIRAI→(ポストミライ)”、Dragon Ash・Kjとともに「AA=×Kj(Dragon Ash)」として日本のミクスチャーロックの足跡と極致を体現してみせた“M SPECIES”……といった配信シングル曲群からもわかる通り、2015年の上田は「課外活動」としてではなく、自身のホームグラウンドであるAA=でコラボレーションを展開してきた。そんな上田が今回、Masato&Koieを擁して撃ち放った“FREE THE MONSTER”で照準を定めている先は、「世界が震撼する音楽」へのロマンと闘志そのものだ。

「音楽は国境を越えていく。それは僕が経験から得た真実だ」――“FREE THE MONSTER”リリースに際して、上田はそんなコメントを寄せている。「リアルな音の中には“特別な何か”が存在している。それは普段はひっそりと隠れているけれど、音のエネルギーと共に姿を現してくる。時代を超え、僕らの中に共通して存在している“特別な何か”。それを僕らはこの曲で“モンスター”と呼んだ。coldrainのMasatoとCrossfaithのKoieという、今まさに世界の舞台で戦う若者と今回一緒に音を鳴らしたことは必然だったのかもしれない。この音で僕らの中に、そして皆の中にもきっと存在する“モンスター”を感じてほしい」

唯一無二のカオスメーカー=上田剛士とのコラボを「初めて対バンしてTAKESHIさんと出会った頃からAA=の曲で歌うという野望を抱いてました」(Masato)、「自分にとっても、今の音楽シーンにとっても最重要の一曲になる事は間違いない」(Koie)と振り返るゲスト2人のコメントも、リスペクトあふれまくりで思わず胸が熱くなる今作。この至上の共演が描き出した「モンスター」はいかにして世界を喰い破るか? さらに、「AA=×JM-0.8」「AA=×Kj(Dragon Ash)」「AA=×Masato(coldrain)+Koie(Crossfaith)」とまったくベクトルの異なるコラボワークを打ち出してきたAA=の行方は? 5月から行われるツアー「AA= TOUR #5」も含め、2016年のAA=はいろんな角度から目が離せない。(高橋智樹)
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