極秘で行われていたレディオヘッドのビデオ撮影をブロガー主婦が暴露

極秘で行われていたレディオヘッドのビデオ撮影をブロガー主婦が暴露

『ブギー・ナイツ』や『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を手がけた映画監督のポール・トーマス・アンダーソンがレディオヘッドの新しいビデオを手がけたことが明らかになっている。

明らかにしたのは有名なママさんライター/ブロガーでコメディアンとしても活躍するステファニー・ワイルダー=テイラーで、実際にはバンド側と口外しないという約束を交わしたものの自身のポッドキャストで明らかにしてしまっている。ステファニーはバンドと撮影スタッフ一行が自宅を訪れたことを次のように明かしている。

「そういえば、こんなこともあったのにいい忘れてた! 自宅にいたら、ドアにこんこんってノックがあって、開けてみたらクリップボードを抱えた男の人がいて、こっちもこの忙しいのになんなのって顔で応対したら、この人が『あの、すみません、ちょっとご近所にお邪魔してまして、ミュージック・ビデオの撮影とかしてるんですけどね』っていい出してきて、うちの近所っていうのは絵に描いたような郊外っていう雰囲気だからよくあることを切り出そうとしてるんだなあと思って、あーめんどくさいなーとこっちは考えてるわけ」

すると予想通りこの人物が200ドル(約2万1600円)の謝礼でステファニーの自宅のなかで撮影をさせてもらえないかと切り出してきたという。

「それからその男の人がいきなり『これが実はレディオヘッドなんですよ! でも、なんにも詳細について話せないんです』っていって、ああ、今のが守秘義務付きってことねって思ったんだけど。だから、これはわたしと(視聴者の)女子のみなさんとの間だけの話ということなんだけど、これがレディオヘッドだったっていうことなの。ていうか、わたし、どうでもいいし。さっぱりわからないから。1曲聴いたことあって、まったくどうでもいいっていうか。"Creep"っていう曲で、ふーん、確かにあんたクリープ(キモい)だし、負け組だし、はっきりいって曲は眠いしっていう。

でもね、ここからがおもしろいの、その翌日に例の男の人がきて、監督さんをお連れしましたからって、別な人を連れてきて、『こちらが監督のポールさんです』って紹介してくれてこれがまたほんとに全然普通な人なの。でも、わたしが『うーん、でも、あなたのこと知ってる気がするんだけど、お会いしたことありましたっけ? ほかにどんなもの撮ってるんですか?』なんて話してると、その彼が『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』とか撮りましたよとかいいだして、こっちはもう『マジっすかあ!?』っていう」

ちなみにアンダーソン監督は『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のほかに『ザ・マスター』『インヒアレント・ヴァイス』の3作品でジョニー・グリーンウッドとのコラボレーションを行ってきていて、その引きで今回のビデオを務めることになった模様だ。

なお、バンドのアートワークなどを長く手がけているスタンリー・ドンウッドは今度の新作について「芸術作品」と説明しているが、まだ作業が残されているとも語っている。しかし、ビデオを制作するだけ完成は間近ということなのだろう。
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