プリンスの傑作を支えたバンド、ザ・レヴォリューションが再結成か

プリンスの傑作を支えたバンド、ザ・レヴォリューションが再結成か

4月21日に急死したプリンスの1984年の『パープル・レイン』、85年の『アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ』、86年の『パレード』でプリンスのバンドとして活躍したザ・レヴォリューションが再結成を考えていると明らかにしている。

ザ・レヴォリューションはもともと1983年の『1999』にもクレジットされているが、ギターのデズ・ディッカーソンが脱退の意志の表明していたため、明確に「ザ・レヴォリューション」として扱われることはなかった。その後、ベースにブラウン・マーク、ドラムにボビー・Z、キーボードにリサ・コールマンとドクター・フィンクというラインナップにギターのウェンディ・メルヴォインが加わると、プリンスは正式にザ・レヴォリューションとしてバンドを率いながら『パープル・レイン』の制作に臨んだ。

バンドは『パレード』のツアーではさらにプリンスの息がかかったザ・ファミリーのメンバーが合流する大所帯となったが、バンド内での不平や不和が絶えず、『パレード』のツアーを最後にプリンスはザ・レヴォリューションの解散を決意し、最終公演の横浜スタジアムではプリンスが"パープル・レイン"終演後に珍しくギターを破壊することにもなった。

その後、バンドは近年になって何度か再結成を果たしているが、今回のプリンスの死を受けてメンバーで集まっているうちにライヴをやりたいと思い立ったと次のようにウェンディがバンドを代表してブラウン・マークのフェイスブックで発表している。

「プリンスを失ったことをみんなで集まって3、4日嘆いているうちに、世に出てライヴをやりたいと思うようになったの。近いうちにやりたいと思っているので、知っておいてもらいたいと思いました」

ただ、公式にはまだなにも発表されていない。
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