ブライアン・イーノ、仕事とアートについて自身の哲学を語る

  • ブライアン・イーノ、仕事とアートについて自身の哲学を語る - 『rockin’on』2016年6月号ブライアン・イーノ インタヴュー掲載

    『rockin’on』2016年6月号ブライアン・イーノ インタヴュー掲載

  • ブライアン・イーノ、仕事とアートについて自身の哲学を語る - 『ロッキング・オン』 2016年6月号 発売中

    『ロッキング・オン』 2016年6月号 発売中

  • ブライアン・イーノ、仕事とアートについて自身の哲学を語る - 『rockin’on』2016年6月号ブライアン・イーノ インタヴュー掲載
  • ブライアン・イーノ、仕事とアートについて自身の哲学を語る - 『ロッキング・オン』 2016年6月号 発売中

4年ぶりのニュー・アルバム『ザ・シップ』を4月27日(水)に日本先行リリースしたブライアン・イーノだが、現在発売中の『ロッキング・オン』6月号には、政治、科学、仕事、アートなど多岐にわたるトピックを語ったインタヴューが掲載されている。

その中でイーノは、これまでの人生について以下のように語っている。

「実は若い時も、普通の仕事につきたくないという気持ちが強くてね。今となっては馬鹿馬鹿しいけれど、いつもそんなことを考えていた。うちは労働者階級の家庭だったから、家に帰ってくる父親がくたびれきっているのをずっと見ていたんだよ。食事をしている間にも寝てしまうくらいで、仕事のせいで人生の楽しみをすべて奪われてしまっていた。だから私は、かなり若いころから『絶対に仕事はしない』と心に決めていたね。犯罪に走っていてもおかしくなかったけれど、幸い、アートという興味の対象を見つけられた。常に柔軟に対応できる態勢でいたいと思ってきたし、ずっとそうしてきたはずだよ。いつも方向転換して、新しいことを試してきた。確かに疲れる部分もあるけれど、その結果として、時に素晴らしいものが手に入る。とても興味深いけれど、まったくの脱線にしか思えなかったものが、実は自分が狙っていたものズバリだったとわかるのは、まさに最高の瞬間だよ。目的地さえ見えていなかったのに、気が付くと『あれ、もう着いている!』という(笑)」

さらに、インタヴューの中でイーノは、政治や科学など現代社会の問題と音楽の関係を深く掘り下げた自身の哲学を披露し、新作アルバムに収録されているヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァー曲“I'm Set Free”について、その経緯なども語った内容となっている。

『ロッキング・オン』6月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/142197
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