fripSideの「1+1」はなぜ「2以上」になるのか? 八木沼悟志・南條愛乃がその極意を語る

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2016年10月5日にリリースしたアルバム『infinite synthesis 3』がオリコン週間ランキングで5位を獲得し、2017年3月にはさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブも決定しているfripSide。発売中の『CUT』2016年11月号では、待望の新作、そしてfripSideのあり方に迫る2号連続特集の第2弾として、八木沼悟志・南條愛乃揃ってのインタビューが掲載されている。

「こういうアルバムにしよう、fripSideはこうあろうって打ち合わせても、100%=1なんですよ。僕がやりたいことに南ちゃんの表現がプラスオンされると、それは1+1=1ではなくて、2にも3にもなる。そのほうが面白いものができるし、伸びしろもあるっていう考えなんです」(八木沼)

南條をメインボーカルに迎え、「第2期」fripSideがスタートしてから7年。すでに活動期間は「1期」以上となる彼らだが、楽曲制作やユニットのあり方について、ふたりの間でのすり合わせは一切しないのだという。しかし、ふたりの個性が並び立つこのユニットにとってはそれが進化を促す最良のあり方だということが、八木沼の言葉からは伺える。一方で、ボーカリストである南條は次のように語る。

「fripSideは土台があるから、わたしは乗っかればいいじゃないですか。だからfripSideではある意味一番素でいられるし、自由でいられる。他の場所で経験したものを持ち帰ってくれば足していくし、ひとりずつ持ち帰ってくるものが増えるほど、総量としてデカくなっていく構造が成り立ってる」(南條)

申し合わせはせずとも、それぞれの解釈のなかで、共通して「1+1=2以上」にするという意識を常に持ってきたふたり。『infinite synthesis 3』でのさらなる飛躍が期待される、貴重なテキストだ。

CUT 2016年11月号
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143376
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