スティング、13年ぶりにロックに回帰! その飽くなき欲求を明かす
2016.11.10 10:00
11月11日に3年ぶりの新作『ニューヨーク9番街57丁目』をリリースするスティング。現在発売中の『ロッキング・オン』12月号には、新作についてスティングが語ったインタビューが掲載されている。
近年はテーマやコンセプト重視のアルバムのリリースが続いたため、実に13年ぶりにロックに回帰したと言われる今作。インタビュー中、ロックやポップとは「若者の勝負の場」だと感じていたのではないかと訊かれ、スティングは以下のように答えている。
「うん、その『ロック=若者のゲーム』というのは、僕も同意見だよ。ただ、自分の中で『人々を驚かせたい』という欲求が途絶えたためしは一度もなくてね」
また、一部メディアが今作を「再生」のアルバムだと評していることについて訊かれ、彼は以下のように語っている。
「自分のやるべきことをやり続ける、ただそれだけのことだよ。さっきも話したように、人々を驚かせたいんだ。だから、とにかく人々に興味を持ち続けてもらいたい、そういう欲があるってことじゃないのかな? かつ、自分自身も興味を抱き、面白いという思いを維持したい。そんなわけで自分としては、この作品を『カムバック』だなんて看做してはいないよ。そもそも、僕は消えることなくずっと活動していたんだし(笑)!」
この他にも、今年続いた大物アーティストたちの訃報や以前より関わり続けている環境問題など、今作の収録曲の制作にあたり影響を受けた事柄についても数多く語られたインタビューとなっている。
リリースの詳細は下記の通り。
●アルバム情報
『ニューヨーク9番街57丁目[デラックス]』SHM-CD+DVD
発売日:2016年11月11日(金)
レーベル:A&M
価格:¥3,400(本体)+税
規格番号:UICA-1068
『ニューヨーク9番街57丁目』SHM-CD
発売日:2016年11月11日(金)
レーベル:A&M
価格:¥2,600(本体)+税
規格番号:UICA-1067
『ロッキング・オン』12月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143384