パースエイジョンズのシンガー、ジェイミーXXの曲をめぐりアップルを提訴

パースエイジョンズのシンガー、ジェイミーXXの曲をめぐりアップルを提訴 - ジェイミーXX 2015年作『イン・カラー』ジェイミーXX 2015年作『イン・カラー』

2015年にソロ・デビュー・アルバム『イン・カラー』をリリースしたザ・エックス・エックスのジェイミーXX。『イン・カラー』に収録されている“I Know There's Gonna Be (Good Times)”がアップルのiPhoneのコマーシャルで使用されたが、この曲にサンプリングされているのはパースエイジョンズの“Good Times”で、米メディアによると、パースエイジョンズのメンバーの一人、ジェリー・ローソンが、無断で自分の曲を使用したとしてアップルを提訴した。

パースエイジョンズの“Good Times”は米国テレビラジオ芸能人連盟の管轄にあり、使用する際には集団的な契約の同意がなければならない。そのためアップルとアップルの広告担当のMedia Arts Labは、ローソン氏の曲をコマーシャルに使用する際には同氏と交渉し合意を得る必要があるとしている。ローソン氏によるとMedia Arts Labはコマーシャルが放映された6ヵ月後にローソン氏に連絡を取り、最小の報酬しか渡さなかったという。

ジェイミーXXの“I Know There's Gonna Be (Good Times)”をめぐってパースエイジョンズが論争を起こしたのはこれが初めてではない。同曲がリリースされた際には、ジェイミーXXの代表がサンプリングについての問題は解消したとしたにもかかわらず、パースエイジョンズのジミー・ヘイズ氏はサンプリングについてジェイミーXXから連絡を受けていないとした。その後ヘイズ氏はこの主張を取り下げ、「連絡は受けていたが忘れていた」と述べた。
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