トム・ヨーク、ブリットポップのブームには「すごく腹が立った」と語る

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サード・アルバム『OK コンピューター』の20周年を記念したリイシュー盤『OKNOTOK』を6月23日にリリースするレディオヘッドのトム・ヨークが、90年代のブリットポップには「すごく腹が立った」と語った。

まずジョニー・グリーンウッドが米「ローリング・ストーン」のインタビューで、『OK コンピューター』がリリースされた20年前のUKシーンにおけるブリットポップのブームについて「僕らにとってブリットポップは単なる60年代のリバイバル、模倣にすぎなかったんだよ。それが別の時代の別のものだと思っていたとしても、ルーツを遡っていけばそこにはディキシーランド・ジャズがあるようにね」と発言。

そしてトム・ヨークが、「ブリットポップにまつわる全てのことにすごく腹が立ったよ。大嫌いだった。すごく後ろ向きのムーブメントでさ、僕らはあんなものの一部にはなりたくなかったんだよ」と語ったという。


『OK コンピューター』がリリースされた1997年にはブリットポップを代表するバンド、オアシスの『ビィ・ヒア・ナウ』とブラーの『ブラー』がリリースされており、またレディオヘッドが『OK コンピューター』を制作していた1996年前後はブリットポップのブームが最盛期を迎えていた時期でもあった。

なお、レディオヘッドは6月2日に『OKNOTOK』より“I Promise”を配信限定リリースする。

今回配信限定リリースされる “I Promise”は、“Lift”、“Man of War”と共に『OKNOTOK』に収録される未発表曲のうちの1曲で、1996年にライブで初披露されたナンバーとなっている。

『OKNOTOK』の詳細は、『OKNOTOK』特設サイトにて確認することができる。

http://jp.oknotok.co.uk/
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