シーア、HIVとの闘いをダンスで表現した新曲"Free Me"のミュージック・ビデオを公開

5月にも映画『ワンダーウーマン』(日本では8月公開)のサントラ曲"To Be Human"をリリースしたシーアだが、先週金曜日にリリースした新曲"Free Me"のビデオが話題になっている。

曲はエイズ撲滅支援団体で、エイズ・ワクチン研究を支援している「Abzyme Research Foundation」(アブザイム研究基金)へのチャリティとして制作されたものであり、シーアがエイズに蝕まれた患者の痛みを切々と訴える内容になっている。

その一方で、ミュージック・ビデオでは女優のゾーイ・サルダナがこの楽曲の主人公を演じ、ジュリアン・ムーアが冒頭からゾーイの役どころをナレーションで説明するものになっている。

You do what you have to do to be there.... Haces lo que tienes que hacer para estar ahí. #workingmom #madresquetrabajan

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冒頭ではゾーイ演じるカイが妊娠していることが紹介され、さらに「彼女は今医師にHIVウィルスに身体を蝕まれたこと、また自身の免疫体系が攻撃されていて、治療を受けないとお腹の中で成長している赤ちゃんにも感染が広がることを告げられようとしています」とナレーションが続く。

映像は医師の診察室とダンス・カンパニーの舞台とが錯綜するものになっていて、シーアも途中から登場し、カイが踊る気力を取り戻していく様子が描かれるものになっており、最終的にエイズの治療を受けるように促すメッセージが流される内容になっている。

なお、振り付けはシーアの"Chandelier"のビデオでも活躍したライアン・ハフィントンによるものだ。

シングルの収益はすべて「Abzyme Research Foundation」に寄付される。

"Free Me"のビデオはこちらから。
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