エルトン・ジョン、チェスター・ベニントンの訃報を受け自殺について語る
2017.08.02 21:45
クリス・コーネルとチェスター・べニントンの訃報を受け、「Beats1」に出演したエルトン・ジョンが自殺について語っている。
エルトン・ジョンは2012年、バンド・メンバーのボブ・バーチを自殺により亡くした経験がある。ボブ・バーチは生前、エルトン・ジョンのバンド・メンバーとして20年間ベーシストを務めていた。
エルトン・ジョンはクリス・コーネルとチェスター・べニントンの死について、「悲しい数週間だった。クリスを亡くしたと思ったら、今度はチェスターまでいなくなってしまって。僕は2人共に会ったことがあるけど、愛らしい2人だったよ」と話し、2014年に自殺により亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンについても語った。
「フィリップ・シーモア・ホフマンが亡くなった時にジム・キャリーが言っていたんだ。『雑音があまりにも大きくなりすぎるんだよね』って」と明かしたエルトン・ジョンは、「自殺を図ってしまうほど鬱の状態になるっていうのは、本当に悲しすぎる話だ。特に、家族が残される場合はね。亡くなった彼らには追悼の意を示したい。僕たち全員に、神のご加護を。」
「彼らのことは愛を込めて、彼らが遺してくれた音楽と共に心に留めておこう。僕が作る音楽とはまるっきり違うものだけど、僕も含めて何百万という人たちを楽しませたんだから、本当にすばらしいことだよ」
なお、リンキン・パークが『ワン・モア・ライト』ツアーで公演を行う予定だったシンシナティのリバーランド・ミュージック・センターでは、バンドが公演を予定していた8月12日にチェスター・ベニントンの追悼式を行うという。
先日7月29日には家族や友人など200人ほどが集まり、ロサンゼルスにて葬儀が執り行われた。
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