8月25日にニュー・アルバム『ヴィランズ』のリリースを控えるクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジだが、これまでのバンドのアルバムに『ヴィランズ』についてのインタビューをする、というコメディー映像を公開している。
この映像では監督でありミュージシャンとしても活動しているリアム・リンチが、インタビュアーとしてクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの1stアルバム『クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ』(1998)や『ソングス・フォー・ザ・デフ』(2002)などの過去のアルバム・ジャケットに「(先輩として)『ヴィランズ』をどう思う?」と尋ねていくというもの。
アルバム・ジャケットのアテレコをしているのはジョシュ・オムで、撮影風景も公開されている。
なお、ジョシュ・オムは『ヴィランズ』について「NME」に対し以下のように語っている。
(これまでより)スローなところもあるけど、俺は(いつも通り)ダンスするのが好きだからね。イーグルス(・オブ・デス・メタル)でも、クイーンズ(・オブ・ザ・ストーン・エイジ)でも、(ゼム・クルックド・)ヴァルチャーズでも、ロックンロールとダンス、そしてハレルヤの精神と心の闇の部分を全部組み合わせてる。
「いいね」っていう言葉に狂ったほど固執してる今の世の中において、『ヴィランズ』は「『よくないね』と思われても、軽視されても、全部受け入れよう」っていう作品かな。
様々なプロジェクトを手掛けているジョシュ・オムだが、1998年にクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジとしてセルフ・タイトルの1stアルバムをリリースしてから、今年で約20年となる。