米ポッドキャスト「Meltdown ON WRIF」に出演したトム・モレロが、故クリス・コーネルの死は「一生乗り越えられない」と語った。
トム・モレロは2001年から2007年の間、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとサウンドガーデンのスーパーグループ、オーディオスレイヴでクリス・コーネルと活動を共にしていた。
「Meltdown ON WRIF」の中でかつてのバンド・メイトであり親友でもあったクリス・コーネルについて「彼の死は一生乗り越えられないと思うんだ。でも、俺たちは良い思い出をたくさん共有してるからね」と明かしつつ、「今年の1月に12年ぶり(実際には11年ぶり)にオーディオスレイヴのライブをやれたのは本当に良かったと思ってる。友人としても仕事のコラボレーターとしても、もう一度彼と繋がることができたからね」と語った。
トム・モレロはチェスター・ベニントンの死についても「狂ってるよ。音楽界にとって、悲しすぎる喪失だよ。チェスターとは知り合いではなかったけど、クリスとチェスターは本当に良い人たちだったんだ。2人共亡くなってしまうなんて、理解が追いつかない」と話し、鬱病と依存症については以下のように自身の考えを示した。
「俺自身は鬱病を患ったことがないから分からないけど、これを聴いている人たち、もし周りに依存症や鬱病で苦しんでいる人がいたら、君がその人のそばにいるってことを常に伝えてあげてほしい。人は1人じゃ生きていけないんだ」
なお、トム・モレロは先月、クリス・コーネルのFacebookページに長文の追悼文を投稿している。