フー・ファイターズのテイラー・ホーキンスがEDMとポップ・ミュージックをあまり好まないことを明かし、その理由を語っている。
「Star2.com」のインタビューに答えたテイラー・ホーキンスは「僕としては、EDMとポップ・ミュージックの人間味のなさが苦手なんだよね」と話し、以下のように説明している。
「最近のメインストリームの音楽には、人間の温かみが感じられなくなっていて悲しいんだ。そのうち、コンピューターをクリックしてすぐに出てくるオートチューンのボーカルばっかりになっちゃうんじゃないかなってね。僕からすると、ものすごく気が滅入る音に聞こえるんだけど」
また、自身の11歳の息子はロック・ミュージックをあまり聴かず、ドレイクやリル・ヨッティがお気に入りだとも明かしたあと、いずれはまたロック・ミュージックがブームになる日が来るとも話した。
「流行は繰り返すものだから。また人気が戻るとは思うよ。カート・コバーンとか、ジミ・ヘンドリックスとか誰かみたいな人が、実家の地下室からロックを生み出してくれると信じたいね。ギターとベース、それからドラムで音楽を作ってくれる人だといいけど」
そして最近では「ロックの”元老”」の役回りを担うのに慣れてきたとも話し、「ギターやドラムを若者に教えるのも喜んでやりたいと思ってる」と明かした。
フー・ファイターズのニュー・アルバム『コンクリート・アンド・ゴールド』は9月15日にリリースとなる。