9月15日にニュー・アルバム『コンクリート・アンド・ゴールド』をリリースするフー・ファイターズ。
この新作を「バンド史上最大の爆音作」であり「モーターヘッドが『サージェント・ペパーズ』を鳴らしたような作品」などとバンドは形容しているが、アメリカの政治への怒りを反映したヘヴィメタ・サウンドと、同時にそこから希望を見出そうとする美しいメロディとハーモニーが同居する、発明とも言える作品だ。
無期限休暇宣言からこの傑作に至った道のりをデイヴ・グロールが語り尽くすインタビューが9月5日(火)発売の『ロッキング・オン』10月号に掲載されている。
『コンクリート・アンド・ゴールド』について「20年もかかってしまったけど、生まれて初めて心から誇りに思えるレコードが作れた」のだというデイヴ、普段友達にアルバムを渡すことはなかったというが、今作は「ひとりでも多くの友達に聴いてもらいたくて、生まれて初めてみんなに配っている」のだという。
レコーディングもすぐそばのスタジオで行い、「インスパイアし合った」というクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムからも反応があったようだ。
「『(声を低くして彼の声真似で)すごい奇妙なレコードじゃないか。最高だよ!』って言ってくれた。彼に気に入ってもらえてファッキン嬉しかったよ」
また、「バンドとして、例えばデヴィッド・ボウイみたいに進化を続けることが大事だと思ったから、フー・ファイターズとしてバンド史上最高に爆音の鳴るレコードを作った」理由として、今のアメリカの状況が大きな影響を及ぼしたとして以下のように語っている。
「俺達はこれまで、政治的なことを全面に押し出してきたバンドではない。でも、今はそんなことを言っている場合じゃない。(中略)俺はだからこそ、この政治的な闘争の中から最高のロックンロールを生み出さなくてはいけないと思った。そう思っているのは俺達だけじゃないはずだ。これから優れたロックンロールがたくさん生まれるはずだよ。
優れたロックンロールが生まれるために払った代償はあまりに高すぎたけど、でも、少なくとも音楽は生まれてくる。それと、みんなに自分達を見つけ、俺達がカルチャーとして行き過ぎてしまった、ということを自覚してもらえたら嬉しい」
この他にも、「休暇に入った当初は、人生はロック・ショーより大事で偉大なんだ」と感じたという無期限休暇中のリハビリ、制作活動、そしてポール・マッカートニーとのコラボについても語られている。
デイヴの熱いインタビューを読みながら、「みんながぶっ飛ぶようなアルバムであることは間違いない」1枚の到着を待ってほしい。
『ロッキング・オン』10月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143875
