星野源は音楽で嬉し泣きしていた

星野源は音楽で嬉し泣きしていた
ツアータイトルにもなっている「Continues」という言葉に込められた想いが凄く伝わってくるライブだった。
星野源は、音楽を愛し、音楽に深く感謝して、ときには音楽のために憂いたり、怒ったり、苦しんだりして、それでもやっぱり未来に続いていく音楽の繋がりの一部であれることに限りない喜びを感じる人なのだと思う。
このツアーは、そんな星野源の中の「続いてきた音楽」「続いている音楽」「続いていく音楽」のすべてを完璧な楽しさと感動で伝える壮大なライブであり、ダブルアンコール含めて3時間の構成もあっという間に感じられた。

ダブルアンコールの“Family Song”で客席の親子が歌う姿に、感極まりそうになったと語ったのは少し意外にも感じた。
なぜなら、オーディエンスに常にオープンでありながらも、どんなときも音楽そのものをきちんと伝えるための冷静さは絶対に失わないのが星野源だと思うからだ。
でもそこは堪えきるのが星野源。
ダブルアンコールラストの“Friend Ship”のアウトロで星野源が掻き鳴らすギターが何だか嬉し泣きしているように聴こえたのは考え過ぎと言われてしまうかもしれないけれど、溢れた想いはすべて音楽にして届けるのが星野源であり、3万人のお客さんに彼が感じた喜びは余すことなく伝わっていたはずだ。(古河晋)

最新ブログ

フォローする