二枚目キャラから中二病男子まで――幅広い役柄を自在に演じる吉沢亮の素顔とは?

『H』121号
この秋、映画『斉木楠雄のΨ難』の公開やドラマ『ぼくは麻理のなか』、『恋する香港』の地上波放送など、出演作がずらりと並ぶ俳優・吉沢亮。演じる役のどれもが異なる個性を持っており、これまで以上に演じる役柄の幅を広げている。

10月21日(土)発売の『H』121号では、そんな出演作を吉沢亮がひとつひとつ振り返るインタビューを掲載。映画『斉木楠雄のΨ難』で演じている中二病キャラ・海藤瞬や、ドラマ『ぼくは麻理のなか』での、引きこもりのイケてない大学生・小森功など、イメージとは異なる役柄を演じる機会も増えているが、それぞれのキャラクターとどのように向き合ったのかを語る言葉からは、自身のパーソナリティが浮かび上がってくる。

「『斉木』の海藤は今までやった役で、一番自分の奥底にあるものが出てる役なんじゃないかなっていうぐらいでした(笑)。どうやったら面白くなるか考えるというよりも、ただひたすら自分の中から出てくるものをやるっていう感じでした」


「(『ぼくは麻理のなか』について)ああいうダッサい男、すごく共感できるんです。しょうもない男のプライドとか、しょうもない日々を生きてる中でちょっと女性を美化してる感じとか、すごく好きで。やってても楽しかったですし。ああいう気持ち悪い役を演じるのは、僕はわりとラクでした。だって自分が気持ち悪いから(笑)」


「『ママレード・ボーイ』みたいな二枚目キャラみたいな役も増えてきてる中でこういうものが出ていくと、『え、吉沢亮こういう気持ち悪い役とかできるんだ?』みたいに言われるんですけど、僕としては『いや、吉沢亮はわりとこういう人間です』みたいな。むしろ『ママレ』とかのほうが頑張ってます、みたいな感じです(笑)」


さらに、話題は上演中の舞台『百鬼オペラ「羅生門」』や、来年2月公開の映画『リバーズ・エッジ』などにも及ぶ。その現在地から、彼の素顔を垣間見ることのできる必読のテキストだ。リラックスした表情で街に佇むフォトも!