ももクロ、アコースティック公演「MTV Unplugged」で新境地のライブを披露

ももクロ、アコースティック公演「MTV Unplugged」で新境地のライブを披露 - (C)HAJIME KAMIIISAKA(C)HAJIME KAMIIISAKA
ももいろクローバーZが11月7日に鶯谷・東京キネマ倶楽部にて音楽専門チャンネル「MTV」のシリーズ『MTV Unplugged』の公開収録を行った。

『MTV Unplugged』に日本人の女性グループが出演するのは彼女たちが初。コール&レスポンスや席を立つことができないライブのスタイルや厳かなムードに多少戸惑いながらも、百田夏菜子は「一流の人しか立てないステージに立たせていただけて嬉しいです」と喜びを語り、高城れには「ももクロの挑戦ですね。新しいももクロを見せたい」と意気込みを見せた。

ライブではピアノ、ギター、ベース、パーカッション、4人のストリングス隊を従えた8人編成によるバンドが鳴らす音に耳をすませ、まっすぐに前を見据えながら、歌うことに集中。“サラバ、愛しき悲しみたちよ”では有安杏果が4人のユニゾンを1人、下ハモで支え、百田と佐々木彩夏が肩を組んで歌った“WE ARE BORN”、百田、玉井詩織、有安による3声から始まる“DNA狂詩曲”では力強い歌声を響かせた。

そのほか、「MTV VMAJ 2017」で「最優秀邦楽グループビデオ賞」を受賞した最新シングル曲“BLAST!”、“モノクロデッサン”、「ももいろクリスマス2015~Beautiful Survivor~」公演のテーマソング“今宵、ライブの下で”なども披露。この日の衣装については、佐々木が「『ピンキーとキラーズ』を意識した」と明し、玉井は「ももクロらしいフォーマルだよね」と続けた。

さらに、ピアノをメインにした“白い風”、アコギを基調にした“青春賦”とトーンの異なるバラードを立て続けに披露したところで、百田が「私たちからダンスをとったら何も残らないよね」と語り出すと、佐々木も「みんなも座ってる私たち、飽きたんじゃないかな?」と同意し、“マホロバケーション”からダンスを解禁。“行くぜっ!怪盗少女”では、百田の「えび反りジャンプ」ならぬ、「えび反りシンバル」が飛び出した。続く、“走れ!”もアンプラグドバージョンの振付で披露された。

最後に、アニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』オープニングテーマ“MOON PRIDE”から、ジャジーにアレンジされた“灰とダイヤモンド”を歌いあげると、百田は「音楽と真正面から改めて向き合えた気がします。こんな私たちもいるんだぞっていうことを忘れないでください」とコメントしたあと、「最後だけみんなと大声を出していいっていう許可を得ました」と観客に語りかけ、 プレミアチケットを手に入れた320名の観客と一緒におなじみのあいさつ「私たち、今会えるアイドル、週末ヒロイン、ももいろクローバーZ!!」を全力で行い、ステージを締めくくった。

なお、このイベントの模様は「MTV」及びスカパー!の4K専門チャンネル「スカパー! 4K総合」にて2018年1月に放送される予定となっている。


<セットリスト>
1. サラバ、愛しき悲しみたちよ
2. WE ARE BORN
3. DNA狂詩曲
4. BLAST!
5. モノクロデッサン
6. 今宵、ライブの下で
7. 白い風
8. 青春賦
9. マホロバケーション
10. 行くぜっ!怪盗少女
11. 走れ!
12. MOON PRIDE
13. 灰とダイヤモンド


公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする