Chevonはやっぱり特別なバンドだ。5年後、10年後を考えた時に、むやみやたらにバズるのが正解ではないんじゃないかって。ライブの集客、パフォーマンス、演奏を強くして、アーティストとしての名前を上げていきたかった
2026年春にメジャーデビューすることを発表したが、驚きよりも「まだメジャーデビューしてなかったんだ?」と思った人のほうが多かったのではないだろうか。早々にメジャーデビューして箔をつけ、その先の音楽活動を盛り上げていく戦略もあるが、Chevonは後ろ盾に頼ることはせず、断崖絶壁を素手で登るかのように泥臭く、でも他を寄せつけない圧倒的なスピードで存在感を増してきた。さらに、ロックバンドにとって象徴的な日本武道館をすっ飛ばし、横浜アリーナでワンマンライブを行うことも解禁した。これも活動初期から一貫した姿勢で、ライブパフォーマンスを妥協なく磨き続けたChevonだからこそ実現できたことだ。このような地道な活動のあり方は、通常ならば時間がかかってもおかしくない。でも3人は、わずか約4年半の間に実力だけでバンドを大きくした。だからChevonは特別な存在だと確信している。
重大発表を行った直後の心境にリアルタイムで迫りたいと思い、発表のわずか3日後から始まった制作合宿の初日、北海道に赴いた。ホームタウンでの取材だからか、いつも以上に本音で語ってくれた。
インタビュー=有本早季 撮影=Yohji Uchida
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年2月号より抜粋)
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