リアム・ギャラガーが「FAULT Magazine」のインタビューに答え、昨今のハーヴェイ・ワインスタインのセクシャル・ハラスメント告発に始まる一連のセクハラ問題に関し、自身の意見を明らかにしている。
音楽業界に長く身を置くリアムだが、自身はセクハラの現場を目にしたことはないという。「実際にこういうことが存在してるってことだよな。業界のトップにはいかがわしいチンケなクソどもがいるもんなんだよ。(セクハラは)女と男の間で起こるだけじゃない。男同士の間でも起こってる」とコメントし、自身は業界から一歩引いた存在だったとしつつ以下のようにオアシス時代を回想した。
ポップ・バンドとかだとさ、テイク・ザット(かつてゲイ・バンドだと言われていた)の話とかあるけどさ、俺は直接的に知ってるわけじゃないんだ。俺たち(オアシス)のそばには誰も寄ってこなかったからな。幻想の中で守られてたみたいな感じかな。レコード会社とつるんだりなんかしなかったんだよ。
音楽賞の授賞式とかに行くと業界の輩もいるわけだけど、俺たちなんかはすぐ退散して自分のことをやってた。キモいことを目撃したりとか、そういうことはなかったんだよね。
そして、音楽業界への批判を込め、以下のような持論を展開している。
どう考えても、(業界は)クソみたいなことと完全に手を切らないとな。当たり前の話だが、全員が自分の面倒を自分で見れば、すべてのことがクールに収まるってもんさ。
俺たちはみんな、最終的には同じ空の下に生きてんだ。お前ら全員、自分のケツは自分で拭けよって感じだよな。
ハーヴェイ・ワインスタインが過去行っていたセクシャルハラスメントが暴露されたことをきっかけに、音楽業界にも波及しているセクハラ告発の一連の問題をまとめた記事は以下。