ニュー・アルバム『アメリカン・ドリーム』を引っ提げて現在北アメリカ・ツアー中のLCDサウンドシステムだが、ジェームス・マーフィーはザ・ストゥージズをテクノ・クラブでのDJ中に思わずかけてしまい、客から「殺されそうになった」ことを語っている。
メタリカのラーズ・ウルリッヒがホストを務めるApple Musicのラジオ放送「Beats 1」の番組に出演したジェームスは次のようにその時のことを振り返っている。
テクノ・ハウス系のクラブみたいなところでDJやったことがあったんだけど、(出番の前から)ものすごくハイになっちゃったんだよね。踊りまくってて、「ここで誰かがストゥージズの“Loose”をかけたら、爆発するのに!」って思ってたんだ。
それで出番になってDJブースに入って、テクノで踊ろうって詰め掛けたお客さんでいっぱいのこの会場で朝の3時に俺はいきなり最初からストゥージズの“Loose”をかけたんだよね。
そうしたら客のひとりがDJブースにまでよじ登って入り込もうとしてきて、ぼくを殺すって勢いだったんだ。それでぼくは「いや、だから、ちょっと聴いてみろって。マジですげえんだから!」って必死に説得したんだ。
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