ポール・ウェラーのウィットに富んだ発言10。モッズへの愛やアナログ派ならではの面白発言など

ポール・ウェラーのウィットに富んだ発言10。モッズへの愛やアナログ派ならではの面白発言など

昨年の5月にリリースしヒットを記録した最新作『ア・カインド・レボリューション』を引っ提げ、昨年の10月まで行っていたツアーを再開したポール・ウェラー

ポール・ウェラーにとって2018年最初のライブとなったジャパン・ツアーは19日から本日23日まで催行され、昨日と本日の2日間にわたって行われた東京公演では大雪に見舞われながらも大きな盛り上がりを見せた。

本記事では「NME」に掲載された名言集より、モッズ・カルチャーへの愛に溢れた発言からアナログ派ならではの面白発言まで、ポール・ウェラーらしいウィットに富んだ言葉をピックアップ。

ジャパン・ツアーを会場で楽しんだ方はライブの熱気をもう一度思い起こしながら、残念ながら行けなかった方は次回の来日に思いを馳せながら、40年以上にわたりオーディエンスを魅了し続ける「モッド・ファーザー」の発言10選を楽しんでいただきたい。


モッズについて

すべてを未だに愛してるよ。音楽、イメージ、アティチュード、それにスクーターさえも愛してるね。俺の心の中に存在し続けてるんだ。


モッド・ファーザーという型にはめられることについて

正直言ってどうでもいい。他人がどう思うかなんて気にしてないんだ。本気になってる奴らにだけ興味がある。他人の先入観なんて操れるものじゃないだろ?


常にお洒落でいることについて

若者たち全員がお洒落をしてる時代に育ったんだ。一人残らずね。もし服装に気を遣ってなかったら、そいつは一緒に出かけられない。自分たちの感覚を信じてたね。その感じが気に入ってたんだ。ひとつのカルチャーだし、俺のルーツでもあるから。


最近の音楽について(2007年当時)

たまには遠回りして、音楽とかスタイルとか、今どんなものが世に出回ってるかを見てみるべきさ。リリー・アレンなんか、良いセンスしてるよね。最近は良い才能が溢れてる。なかなかの時代になったよ。だろ?


パンクの功績について

過去のものとは思わないぜ。ピンク・フロイドは未だに世界で一番デカいバンドだし、ザ・ローリング・ストーンズもそうさ。だとしたら、何も変わってないってことだろ?


インターネットについて(2008年当時)

家にはまだインターネットを引いてない。悪魔の窓だと思ってるからね。


iPodについて

ミニ冷蔵庫みたいなもんさ。ビールはファッキン入ってないけどな。


再結成をするバンドについて

ものすごく悲しいなと思う。音楽界において、まったくもって悲しいメッセージの提示だよ。新くてすばらしいバンドは大量に出てきてるのに。どうして懐古主義に走るんだ? 理解ができないね。


ザ・ジャムの再結成について

絶対に、絶対に起こらない話だ。俺と子どもたちがゲットーで極貧生活の中餓え死にしそうになっても起こらないような話さ。それならバンに寝泊まりするか、土方をやる方がまし。そもそも再結成とい考え方自体に反対だしね。ただただ悲しいことだよ。


これからについて

これまで誰も作ったことがないような、最高のレコードを作りたい。たぶん叶わない話だろうけど、その目標が俺を駆り立てるんだ。




なお、ポール・ウェラーのSNSには日本で撮影された写真やライブ映像が復数投稿されている。この他にもツアーで訪れた各地の風景を映したものやファンとの写真もシェアされているので、ポールのアカウントをチェックしてみてはいかがだろうか。




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