クインシー・ジョーンズが「GQ」のインタビューに答え、テイラー・スウィフトのソングライティングについて否定的な意見を示していたことが明らかになった。
インタビュアーに「最近話題になっているアーティストの中でお気に入りは?」と聞かれたクインシーは、ケンドリック・ラマーとブルーノ・マーズ、ドレイク、リュダクリス、コモン、そしてメアリー・J. ブライジと答え、テイラー・スウィフトの名前が挙がらなかったことを指摘されると以下のように答えた。
必要とされてるのは曲さ、ちゃんとした曲なんだよ。フック(サビ)じゃなくてね。
そしてこれに対しインタビュアーが、テイラーの新作は世界中で大ヒットを記録しており、彼女が現代で最高のソングライターだと考えている人もいる、と返すと「変なことって起きるもんだからね」と答えたあと以下のように語った。
自分が何をやってるのかを理解してないとダメだ。俺は子どもの頃から、ちゃんと努力できない人間の話を聞かされてきた。努力は必要なんだよ。「努力」の前に「成功」が来るのはアルファベット順の辞書だけさ。
なおクインシーはこのインタビューの中で、いつもしゃべり過ぎてしまい「問題を起こしてしまう」ため、娘から(LL・クール・Jをもじって)「LL(Loose Lips=口は災いの元)QJ(クインシー・ジョーンズ)」とのニックネームを付けられたことも明かしている。