ケイティ・ペリーのニュー・アルバム『ウィットネス』のリリース日と同日に、スポティファイで自身の全アルバムの配信を始めたテイラー・スウィフト。
テイラーは3年近く前には、自身の意向でスポティファイへの楽曲の提供をやめたという経緯もあった。
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そんな中での突然の解禁は、表向きには「『1989』の売上1000万枚突破と楽曲ダウンロード数の1億回突破」で、「ファンへの感謝を示すため」と発表されている。
❤️❤️❤️❤️❤️ pic.twitter.com/kcpY03qHLp
— Taylor Nation (@taylornation13) 2017年6月8日
なお、同日にリリースされたケイティ・ペリーのニュー・アルバム『ウィットネス』収録の“スウィッシュ・スウィッシュ feat. ニッキー・ミナージュ”は、テイラー・スウィフトのことを歌っているとの噂もあった。
実際にケイティは、先日行った『ウィットネス』リリース記念のライブストリーミング配信で“スウィッシュ・スウィッシュ feat. ニッキー・ミナージュ”を披露した際、「Don’t you come for me」(こっちに来ないでよね)という歌詞を「God bless you on your journey, oh baby girl」(せいぜい頑張ってよね、かわいこちゃん)に変えて歌っていた。
テイラーがスポティファイでのアルバム配信を『ウィットネス』のリリース日に故意に被せたかどうかは分からないが、過去仲の良かったテイラーとケイティの2人が友達に戻る日は来るのだろうか。
2013年頃から始まった、2人の不仲の経緯を振り返る。
2013年~2014年:バックダンサー取り合い問題
発端はテイラーがケイティに「(バックダンサーをケイティが引き抜いて)アリーナツアーを破壊されそうになった」との発言をしたことだった。
この発言について、ケイティが先日出演したジェームズ・コーデンの「カープール・カラオケ」でダンサーたちはもともとケイティと仕事をしていたと彼女の言い分を語っている。
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この発言に対して、ケイティは「羊の皮を被ったレジーナ・ジョージに気をつけて……」とのツイートを投稿。
レジーナ・ジョージは映画『ミーン・ガールズ』の意地の悪い登場人物だ。
Watch out for the Regina George in sheep's clothing...
— KATY PERRY (@katyperry) 2014年9月9日
2015年5月:テイラーが“バッド・ブラッド”をリリース
テイラーが2015年にリリースした“バッド・ブラッド”は大ヒットアルバム『1989』の収録曲である。
“バッド・ブラッド”(宿敵・不仲などの意味)と題されたこの曲は、ケイティのことを歌っていると噂され、実際にテイラーもインタビューで「これは友人を失うことについて歌った曲よ」と答えている。
ちなみに、セレーナ・ゴメスが演じるテイラーの適役の黒髪のキャラクターは、当時黒髪が印象的だったケイティを模しているのではとまで言われていた。