ロードのイスラエル人ファン、イスラエル公演を中止に追いやったとしてNZの活動家を訴える

ロードのイスラエル人ファン、イスラエル公演を中止に追いやったとしてNZの活動家を訴える

今年の6月にイスラエル公演の催行を予定していたロードが、反イスラエル運動BDSなどからの公演中止要請を受けたことから最終的に公演の中止を決定したことは昨年の12月に報じた通りだ。

この公演に対する反対意見はBDS(ボイコット・資本引き上げ・制裁運動)が主導したものだが、パレスチナ系ニュージーランド人のナディア・アブ・シャナブとユダヤ系ニュージーランド人のジャスティン・ザックスという2人の活動家の女性は、ニュージーランドのメディア「The Spinoff」を通じて公開書簡を発表。

「ロードへ。これが私たちがイスラエル公演に反対する理由です」と題されたこの公開書簡は海外メディアで大きく取り上げられ、ロード自身も公演中止を発表する約1週間前、この書簡のニュースに対し「たくさんの人たちとこの件について話をして、色々な選択肢を考えているところ。私に知識を授けてくれてありがとう。勉強の毎日だわ」とツイートしていた。


そして今回、ロードのファンである3人の10代の若者が、上記の書簡を発表したナディア・アブ・シャナブとジャスティン・ザックスを相手取り訴訟を起こしたことが明らかになった。

「The Guardian」によると、この3人のファンは、ナディアとジャスティンがロードのイスラエル公演を中止に追いやったことで「多大な精神的被害」を被ったと訴えているという。

慰謝料として9000ポンド(約140万円)を要求しているという3人だが、担当弁護士のNitsana Darshan-Leitnerは、今回の事案がイスラエルに対するボイコット運動とそれが引き起こす「精神的被害」の関係性を明示した初めての例だとして以下のようにコメントしているという。

彼女たちは観念論者であり、来年には入隊を控えています。そのため、ニュージーランドの活動家たちにイスラエルを非難されたとして、深い辱めと精神的被害を受けたと訴えています。

個人的にも、そして国際関係的にも、イスラエルへのボイコットを行っている人物やそれを促すような活動を行っている人物は、そうした行動への責任を取り、代償を払うべきだとの意見を彼女たちは持っているのです。


なお、ナディアとジャスティンへの法的な通知はまだ行われていないとのことだが、ジャスティンは今回の件を受け、以下のようなツイートを投稿していたようだ(現在は削除済み)。

中東で唯一の「民主国家」であるイスラエルは、言論の自由を行使した(ニュージーランド在住の)ニュージーランド人を訴える国……

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