ノエル・ギャラガーが「Rolling Stone」のインタビューに答え、息子のドノヴァンとソニーが「クソほど都会っ子」であることを表すエピソードを語っていたようだ。
それぞれ10歳と7歳になるドノヴァンとソニーだが、ノエルはある日、長男のドノヴァンに電話を掛けた時のことを以下のように話している。
夜、10歳の息子に電話を掛けたんだよ。で、電話に出た時なんて言ったと思う? 「よお」(what's upを省略したスラング)だってさ。身分不相応に調子に乗りやがって。「よお」だと。何様なんだ? 黙れよって感じだったよね。
「元気にしてる?」っていうちゃんとした言葉があんだよって。俺がニューヨークで稼いでるおかげでお前らは学校に行けてんだよ。ちゃんとした言葉を使えってな。
さらに「Radio X」に対しては、息子が使った他の若者言葉にも驚いたことがあったのだと以下のようにも語った。
ニューヨークから(イギリスに)戻って、息子2人とキッチンにいた時のことさ。知ってると思うけど、10歳と7歳な。で、そのうちの1人に「昼ごはんを食べてる時はフードを脱ぎなさい」って注意したんだ。
そしたら聞いたこともない言葉を返されてさ。「Mans Not Hot(男は暑くねえんだよ)」って。もうさ、はあ? って感じだよね。もう1回同じ言葉を言うから、「暑くないのは誰だって?」って聞き返したら、「男だよ」ってさ。
“Mans Not Hot”は現在若者の間で流行しているBig Shaq(イギリスのコメディアンMichael DapaahのMCネーム)のトラックで、ミュージック・ビデオの中のBig Shaqはビーチでも、太陽の下でもダウン・ジャケットを脱がない。
Big Shaqは「Genius」のインタビューに答えた際、「Mans Not Hot」という言葉は「男というものは暑くならない」というそのままの意味だとしながら、ジャケットを脱がないのは「ナイフで襲撃された時に備えて身体を守るため」とも話している。
なお、“Mans Not Hot”を最近になって知ったノエルは「インターネット史上最強に面白い」と思ったのだといい、Big Shaqを自分のツアーに連れて行きたいかと尋ねられると以下のように答えていたようだ。
ああ、それいいね。もし本人を知ってるなら、連絡しといてよ。一緒にライブをやるよ。最高だろうね!