なんと言ってもこの号の目玉はノエル・ギャラガーのロング・インタヴュー。
新作『チェイシング・イエスタデイ』についてはもちろんのこと、同作に参加しているジョニー・マーをはじめ、モリッシーやストーン・ローゼズのマニやデーモン・アルバーンらとの交友、さらに弟リアムの今後、そしてオアシスの”黒歴史”としてもいまなお語り継がれる福岡公演についても惜しみなく語りつくしています！
さらにソロ活動をスタートしてからも相変わらず達弁なノエルの語録集もフィーチャー。
特集以外でも、VIRやディスクレビューの大枠、そして児島由紀子の「コレポン通信」でも、ある意味、エポックメイキングと言える『チェイシング・イエスタデイ』を紹介。
VIRでは自分が粉川しのとこの作品について対談しているのだが、彼女の「あなは本当のノエル・ギャラガーをまだ知らない、っていうアルバムだと思う」という発言こそ、まさにこの作品を言い当てていると思う。
ソングライターとして類稀な才能の持ち主だってことは誰もが知っていることだが、この作品では別のすごさを見せ付けられるのだ。
もうすでに公開されている、ジョニー・マーが参加している”バラード・オブ・ザ・マイティ・アイ”なんかそのいい例。
オアシス時代では考えられなかったディスコ・グルーヴ。
『チェイシング・イエスタデイ』はそんなサプライズ満載の作品なのだ。
発売は２月25日。それまでノエルのインタヴューを読んで楽しみにしてください。（内田亮）
