ミューズ、ファンとのQ&A企画に登場。新作リリースの予定や最近好きなバンド、飼い犬について回答

2018.02.19 19:45

先日ニュー・シングル“Thought Contagion”をリリースしたばかりのミューズだが、マシュー・ベラミーとドミニク・ハワードが「The Guardian」のQ&A企画に登場し、ファンからのさまざまな質問に答えている。

新作のリリースの予定や飼い犬、そして学校のクラスが一緒だというナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとマシューの子どもたちの話など、Q&Aの一部は以下。

すべてのQ&Aは「The Guardian」のサイトで見ることができる。

クリス、気になっている新人バンドはいる？

ドミニク：残念ながらクリスはいないんだけど、僕はJudahとLionっていうバンドが好き。（中略）あとはGrandsonもいいね。ちょっと変わったサウンドで、トゥエンティ・ワン・パイロッツよりもっとヘヴィーで、ナイン・インチ・ネイルズっぽい感じでクールだよ。まだ2、3曲しか出してないんだけど。

マシュー：「NME Awards」でパフォーマンスしてたバンドの雰囲気が最高に好きだったな。ペール・ウェーヴスだね。「NME Award」で聴いたのが初めてだったんだけど。

ファンたちは初期の曲が大好きだと思うけど、ツアーのセットリストではいつもよりもレアな曲をやる？間を持たせるための曲（“NKOK”とか“Interlude”、“Isolated System”とか）はいつもより少なくなる？

レアな曲とか初期の曲が好きなハードコア・ファンのための、いつもとは違う感じのショーもやるよ。大きめの会場になると、観客の大多数にはレア曲とかコアな選曲にはあまり反応してもらえないから（メジャーな曲をやる）。それから間を持たせるための曲についてだけど、僕にも喉の休憩が必要なんだよ。

ヘーゼルナッツ（マシューの飼い犬）とフロイド（ドミニクの飼い犬）は仲良し？

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ドミニク：お互いのことは大好きなんだけど、フロイドはヘーゼルよりちょっと年上だから、女の子にも興味が出てきてね。ヘーゼルは彼（フロイド）にはちょっと子どもすぎるんだ。それには（フロイドがヘーゼルに）初めて会った時に気づいたみたいで、うちの子はすごいなと思ったよ。

50人規模のバーとかクラブで演奏していた頃を懐かしく思う？

マシュー：もちろんノーだね！ 50人は嫌だよ。ミューズでやるってなると難しいしね。小さい会場には僕らの音楽は合わないから。でもDr. Pepper’s Jaded Hearts Club Band（マシューとドミニクによるビートルズのカバー・バンド）なら実際にやってるよ。50人ぐらいのお客さんを前にバースデー・パーティーを何回かやって、ものすごく楽しかった。

ラッパーでは誰が好き？

ドミニク：最近のアーティストで答えるとしたら、ケンドリック・ラマーがすごく好きなんだ。彼のライブはすごくシアトリカルで、考え抜かれていて、自分の芸術というものを真剣に考えているからね。

マシュー：僕はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのザック・デ・ラ・ロッチャ。

最近のミレニアル世代が聴く音楽のレベルは低すぎると思う？

マシュー：全然そんなこと思わない。2010年代はジャンルにこだわる音楽が終わった時代だと思ってるんだ。最近ではみんなジャンルをまぜこぜにした音楽をやっていて、昔みたいにジャンルの隔たりがはっきりしていない。それって、エキサイティングなことだと思うよ。

『ドローンズ』がミュージカルになるって噂は本当？

マシュー：（その噂に）僕らは全然関係ないから！いつかはブロードウェイの天才たちとコラボレーションしなきゃな、とは思ってるけど。計画は何にもないんだ。

もし死刑を受けることになってしまったら、最後の晩餐は何がいい？

ドミニク：タコス。
マシュー：ペンネ・アラビアータ。

一番気に入っているアートワークは？

ドミニク：そうだね、『アブソルーション』かな。ものすごく有名で尊敬されていたアーティスト、ストーム・トーガソンと色々なアートワークを作ったけど、残念ながら亡くなってしまった。とても面白い人でね。ものすごく偏屈な人だったんだけど、クレイジーでシュールなアイディアをいつも持ってた。

『アブソルーション』（のジャケット）は、人に何かを想像させるなっていつも思ってたんだ。ジャケットを見ても、上を飛んでる人たちのことは全然分からないからね。

新作はいつ出る？