柱巻にはミステリアスなデザインで「春」、「空」、「虹」の3文字が並んでいる。これは4月・5月に行われる小沢のツアーが「春の空気に虹をかけ」と題されていることからとのこと。なおツアータイトルは最新シングル『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』の歌詞、《日比谷公園の噴水が春の空気に虹をかけ/神は細部に宿るって君は遠くにいる僕に言う/僕は泣く》に由来しているという。また12本の柱巻では、1996年に撮影された小沢の写真がライトアップされている。
さらに、大阪・梅田のコンコースにも、彼自身がデザインした巨大広告が本日から出現する。
小沢は自身のCDや本のデザインを自ら手がけるが、今回の梅田のデザインについては「でかすぎです。僕みたいな素人がデザインしていい大きさじゃありません 笑。」とコメントしている。通路わきに11メートルにわたって続くこの壁画のような広告には、様々なイメージと言葉が並ぶという。
梅田の壁画広告は小沢にとって22年ぶりとなる大阪城ホールでのライブを告知するもの。「春の空気に虹をかけ」と題された今ツアーは、東京と大阪で4回行われる。なお36人編成のオーケストラによる「ファンク交響楽」と予告されている。
小沢の広告デザイン展開では、「ステッカー・ボム(ステッカー爆弾)」と呼ばれる手法も用いられ、東京メトロ全線の車内に『アルペジオ』の歌詞を配したステッカーが貼られた。小沢はステッカーについて「街の一部になるもの」と発言しており、今回の渋谷と梅田の巨大広告も、その延長線上であるようだ。
小沢健二『春空虹』柱巻(渋谷)
掲出期間:2月26日(月)~3月4日(日)
掲出場所:東京メトロ半蔵門線/東急田園都市線渋谷駅B2Fコンコース
小沢健二『春空虹』壁画広告(梅田)
掲出期間:2月26日(月)~3月4日(日)
掲出場所:うめだエンタメウォールアベニュー(EWA)ホワイティうめだ プチシャン連絡通路
●ツアー情報
「小沢健二ライブツアー『春の空気に虹をかけ』」
<東京公演>
4/23(月)東京国際フォーラム ホールA
開場 18:00 /開演 19:00
5/2(水) & 3(木・祝) 日本武道館
<大阪公演>
4/29(日) 大阪城ホール
開場 17:00 /開演 18:00
チケット発売情報
主催者先行予約(先着順):2/13(火)19:00-3/7(水)23:59 (先着制/規定枚数に達し次第受付終了)
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一般プレイガイド発売 3/17 (土) 10:00