ツェッペリン50周年記念企画第1弾。ジミー・ペイジがブライアン・メイやファンからの質問に答える!

ツェッペリン50周年記念企画第1弾。ジミー・ペイジがブライアン・メイやファンからの質問に答える! - 『rockin'on』4月号より『rockin'on』4月号より

レッド・ツェッペリンが1968年に結成して今年で50年。再結成にまつわる噂など常にその動向が注目されているが、アニバーサリー・イヤーでもある今年はすでに公式アートブックのリリースなども発表されており、今後もさまざまなニュースが飛び込んできそうだ。

『ロッキング・オン』4月号では、ツェッペリン結成50周年を記念した企画第1弾を掲載。ジミー・ペイジブライアン・メイをはじめとしたミュージシャンたちや一般のファンから寄せられた質問に答えた、2014年のQ&Aを紹介している。

以下に、その中から3つを抜粋してご紹介。

Q:“ブラック・ドッグ”の弾き方を教えてください。ずっと悩んでいます。ー ブライアン・メイ(クイーン)

A:ブライアンの質問となったら、これは答えなきゃね! “ブラック・ドッグ”のコードはなんだっけ? Aで始まって、それからなんとなくEになっていくんだけど、フレーズをいろいろ重ねていく間にAに戻っていく3連符とかも出てくるんだよ。だから、ちょっと難しいんだよね。この曲のカウントの仕方がわかってないとうまくいかないんだ。


Q:ほかのギターよりも魔法がかってると思える一本ってありますか。ー J・マスキス(ダイナソーJr.)

A:たいがいの人はぼくの59年型レス・ポールがそうじゃないかと思ってて、それは69年にジョー・ウォルシュに買い取らされて、それで『レッド・ツェッペリンⅡ』を作ったからなんだ。〝胸いっぱいの愛を〟はこのギターで録ったものだし、O2のライヴ(『祭典の日(奇跡のライヴ)』)でもこれを使ったよ。

(中略)ぼくはギターへの忠誠心が強いんだ。ギターもまたぼくへの忠誠心が強いんだけどね。だから、特別なギターは何本かあるんだ。たとえば、最初の4枚のアルバムの曲をすべて書いたアコースティック・ギターもあるんだよ。これはもうぼくにはかなりかけがえのない一本だね。(中略)ギターは全部で何本持ってるかって? そんなのわかるわけないよ!

でも、その答は、一度に弾ける以上の数だけはあるってことになるね。ただ、ぼくはダブル・ネックも持ってるから一度の2本以上は弾けるということにもなるんだけど。


Q:71年の日本ツアーの時のマルチ・トラック音源は残ってないんですか。ーイアン・コー

A:あるかもしれないね。でも、今表に出せるものはないよ。レッド・ツェッペリンの素材については、ライヴを含めてたくさん発掘されてるんだけど、特に映像面で重要なものが出てきてるよ。

(中略)ぼくとしては今はスタジオでのレッド・ツェッペリンによる音源がもっと公開されて、スタジオで実際にどういうことが行われていたのか、みんなに知ってもらいたかったんだよ。(中略)どれも結構、いろいろ見方が変わる音源だと思うよ。


この他にも、「今準備している新しいプロジェクト」や「ギターを弾きたいと思うきっかけとなった人」、さらには70年代にペイジが手掛けていたという書店についての質問など、計17のQ&Aを掲載。

中には再結成にまつわる質問への答えとして、「ぼくがこれからやっていく活動に備えて曲を温めてないとでもみんな思ってるのかな」との発言もあったようだ。

レッド・ツェッペリン、そしてジミー・ペイジの過去から現在までを知ることができるこのQ&Aを読んで、ツェッペリンからのさらなるニュースに備えておこう。



『ロッキング・オン』4月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/144330

ツェッペリン50周年記念企画第1弾。ジミー・ペイジがブライアン・メイやファンからの質問に答える! - 『rockin'on』4月号3月1日(木)発売『rockin'on』4月号3月1日(木)発売
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