斉藤和義との出会いから生まれた伊坂幸太郎の恋愛⼩説集『アイネクライネナハトムジーク』が映画化

斉藤和義との出会いから生まれた伊坂幸太郎の恋愛⼩説集『アイネクライネナハトムジーク』が映画化
伊坂幸太郎の恋愛⼩説集『アイネクライネナハトムジーク』が、三浦春馬主演で映画化される。

原作『アイネクライネナハトムジーク』は、『アイネクライネ』に始まり『ナハトムジーク』で終わる6章の短編から成る⼀冊の本で、斉藤和義が伊坂幸太郎に作詞を依頼したことがきっかけで生まれたもの。

元々、伊坂が会社勤めをしていた頃、斉藤の“幸福な朝食 退屈な夕食”を聞いて退職を決意し、執筆活動に専念することを決めたとのこと。斉藤が伊坂に「出会い」をテーマに作詞を依頼したところ、斉藤の大ファンである伊坂は、苦手な恋愛モノでも「作詞はできませんが、小説を書くことならば」と短編小説で、『アイネクライネナハトムジーク』の第1章となる『アイネクライネ』を執筆。これを受けて斉藤は、伊坂の『アイネクライネ』の文章から楽曲“ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜”を制作。この曲がシングルカットされるにあたり、初回限定盤に付属される特典用小説として、さらに伊坂が『アイネクライネナハトムジーク』の第2章となる『ライトヘビー』を書き下ろした。

なお、伊坂から「映像化できるのは今泉監督しかいない!」とのラブコールを受け、監督は今泉力哉が務める。

映画のクランクインは4月で、オール仙台ロケで撮影を敢行される予定。公開は、今冬を予定しているとのこと。


【三浦春馬 コメント】
「アイネクライネナハトムジーク」という作品に関われること、とても光栄に思います。
この作品に登場するキャラクターが過ごす一瞬や、大切な人との言葉のやりとりが人生の音符となり、柔らかな応援歌になるよう、監督をはじめ、スタッフ、キャスト一丸となって撮影に臨みたいと思います!

【伊坂幸太郎 コメント】
『こっぴどい猫』がとても味わいのある群像劇だったので今泉監督なら、この小説を面白い映画にしてくれるのではないかとお願いしました。
自分の小説世界が、今泉さん風に変換されるのが今から楽しみです。
三浦春馬さんは僕の別作品『チルドレン』のドラマにも出てくれたことがあります。
また出演してもらえてうれしいです。

【今泉力哉監督 コメント】
この映画は "出会い" について、そして "特別ではない人々" の愛や関係性についての物語です。
斉藤和義さん、伊坂幸太郎さん、三浦春馬さん、というさまざまな世代の "特別な人" ととともに、どこにでもあるような悩みや、平凡だけど美しい日常を描けたらな、と思っています。
楽しみます!


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