ここに収められているのは、田島貴男(
ORIGINAL LOVE)、manaka(
Little Glee Monster)、
SUPER BEAVER、菅原卓郎(
9mm Parabellum Bullet)、
東京スカパラダイスオーケストラ×高橋一生、
阿部真央、
ドレスコーズ、
クリープハイプ、
斉藤和義、村越“HARRY”弘明という世代を超えたアーティスト11組の魂の咆哮である。と同時に、ここにあるのは紛れもなく
エレファントカシマシの、宮本浩次の魂の咆哮でもある。燃え盛る衝動とルサンチマンと理想と闘志を、熾烈な言葉と珠玉のメロディに託してきた宮本の想いが、楽曲を愛しその歌に突き動かされてきた精鋭たちの渾身の絶唱を通して浮かび上がる――そんな凄絶な音楽愛の在り方に胸が震える。
2003年、2013年に続くエレファントカシマシのトリビュートアルバム第3弾。スカパラ×高橋一生のレゲエアプローチあり、原曲真っ向勝負あり……とそれぞれのリスペクトが伝わるアレンジも秀逸だし、宮本が描いてきた「男の生き様」の言葉が、manaka/阿部真央の歌によってよりしなやかな普遍性を宿しているのも印象的。必聴。(高橋智樹)