現地時間3月24日、ワシントンDCにて銃規制を訴えるプロテスト運動「March For Our Lives」の大規模な集会が行われ、アリアナ・グランデやマイリー・サイラス、ジェニファー・ハドソンらがパフォーマンスを行ったことは先日報じた通りだ。
「March For Our Lives」は生徒と教師17名が犠牲となったフロリダ州マージョリー・ストーンマンダグラス高校での銃乱射事件を受けて同校の生徒たちが立ち上げた運動だが、イーグルス・オブ・デス・メタルのフロントマン、ジェシー・ヒューズは自身のInstagramの投稿で、この運動が「惨めでものすごく不快」だとコメント。
2015年にパリ同時多発テロが発生した際、テロの現場となった会場でライブを行っていたジェシーだが、上記の他に以下のようなコメントも投稿していた。
直接的な体験をした銃乱射事件の生存者として、プロテスト運動をしたり学校を休んだりしている君たちこそが、(フロリダ州の銃乱射事件で)殺された人たちや暴力を受けた人たち、そして俺を含めた自由を愛する人たち全員を侮辱していると断言できる。
この投稿は物議を醸し現在は削除されているが、今回ジェシーは新たなコメント動画を投稿。その中で、自身のコメントが真意を伝えるものではなかったと弁明した上で「アメリカの若者たち、そして彼らが成し遂げたものを非難するつもりはまったくなかった。本当に申し訳なく思っているし、誰かを傷つけたかったつもりでも、誰かに危害を加えるつもりでもなかったことをはっきり伝えておきたい」と語った。
さらに、「目の前で友人や愛する人を殺された人たち」に対しても「もっと分別を持って、責任ある言動を心がけるべきだった」と謝罪。「(以前の発言を)許してもらえることを願っているし、世間に受け取られてしまったような意味でのコメントではなかったということをどうか理解してほしい」とも話した。
ジェシーによるコメントはInstagramで見ることができる。