パリ同時テロから2年。イーグルス・オブ・デス・メタルが追悼のパフォーマンス

2015年の11月13日(現地時間)に発生し、約130人の犠牲者と680人超の負傷者を出したと言われるパリ同時多発テロ事件から2年が経過。パリでは事件の現場それぞれで追悼式が開かれ、追悼式にはマクロン仏大統領やオランド前大統領も出席した。

追悼式では当時会場でライブを行っていたイーグルス・オブ・デス・メタルのフロントマン、ジェシー・ヒューズとギタリストのデイヴ・キャッチングがステージに立ち、追悼のパフォーマンスを行った。

ジェシーとデイヴは“I Love You All The Time”とデュラン・デュランの“Save a Prayer”をアコースティックで披露。映像は「Rolling Stone」の記事内から見ることができる。

ジェシーは演奏後、涙を浮かべつつ以下のようにコメントした。

僕たちから奪われてしまった友人、ニック・アレキサンダーやその他の大勢の人たちのことをどうしても思い出してしまうんだ。僕たちはあの日、友人のために命を犠牲にする人々の姿を目の当たりにした。そして僕たちは、そんな形の愛が世界に存在してるってことを知らせる役目を担っているんだ。


イーグルス・オブ・デス・メタルは事件後にバタクラン劇場での再公演を図っていたものの、劇場の再建の目処が立たず会場をオランピア劇場に変更。事件の生存者を無料招待し、2月に公演を行った際にも“I Love You All The Time”を演奏していた。

Eagles Of Death Metal - I Love You All The Time
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