ニルヴァーナのバンド・ロゴの出自はシアトルのストリップ・クラブ? 「ニルヴァーナ研究者」が由来を紹介
2018.06.05 18:38
英「Radio X」が、「ニルヴァーナ研究者」によるニルヴァーナのバンド・ロゴの出自を紹介している。
表面にはOnyxフォントのロゴの下にぐったりした顔のスマイリーが描かれ、背面には「FLOWER SNIFFIN KITTY PETTIN BABY KISSIN CORPORATE ROCK WHORES(花を嗅ぎ、猫を撫で、赤ん坊にキスする商業ロックの娼婦達)」のスローガンがプリントされているニルヴァーナのバンドTシャツはあまりにも有名だ。
1979年代に流行した黒と黄色のスマイリー・ロゴが元ネタであるこのスマイリー・フェイスだが、80年代後半、ニルヴァーナや他のグランジ・バンド達が中身のない工業製品としてのポップ・ミュージックに対する批評としてこのイメージを使用したことによって、そのイメージが一新したと「Radio X」は指摘している。
「ニルヴァーナ研究者」らによると、ニルヴァーナのスマイリー・フェイスが最初に出現したのは1991年9月13日金曜日、シアトルのRe-Barで開かれた『ネヴァーマインド』のリリース・パーティーのフライヤーだったとのこと。
このロゴはカート・コバーンによるデザインらしく、シアトルのストリップ・クラブ、The Lusty Ladyの看板に描かれた、似たようなロゴにヒントを得たものだと長年考えられているが、真偽のほどは定かではない。
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