「ツアー終わってねえから。ツアー中に他の人のツアー出ねえから。でもしょうがないじゃん？ MONOEYESが呼ぶんだもん！」とフロア仁王立ち状態でこの日の対バンへの灼熱の意欲を露わにするTOSHI-LOW。「あいつと過ごした7年間で、どれだけ俺が強くなったか。あいつの横に立ってて恥ずかしくねえように、どれだけ強くなろうと努力したか」と東日本大震災の復興支援活動を通して深まったTOSHI-LOWとの絆を語る細美武士。ロックの意味も限界も突き抜けた果てに、でっかい衝動の理想郷を描いていくような、凄絶なまでの高揚感に満ちた一夜だった。
BRAHMANの舞台に細美が、MONOEYESのアクトにTOSHI-LOWが登場するなど、終始揺るぎない連帯間に包まれていたこの日のSTUDIO COASTの模様は、改めてライブレポートで詳報します。しばしお待ちを。（高橋智樹）
